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第28夜【予想】 ページ30

〜貴方side〜

やはり妾の予想は当たっていた。忠雲や紅覇の話を聞くと確信した。

覇「にしても何であんなことを聞いたんだろう」

あんなこととは従者のことだろう。
でも聞いて当たり前なんだろうな…。

貴「まぁ、結果としては妾は絶対に外へ出るなってことでしょ?」

忠「はい、その通りでございます」

覇「僕もあまりここへは来ないと思う」

貴「分かった。では妾は薬でも作っておくか」

忠「…?…貴方様でしたか、例の薬屋とは」

??薬屋?なんのことだろう?

覇「なにぃ?それ」

忠「頼めばどんな薬でも作ってくれるっていう噂ですよ。丁度一月前から噂されてます」

貴「妾も有名だな」

覇「…じゃ、これで帰るねぇ」

貴「うん、またな」

忠「失礼しました」

シンドバッド…。アイツの強さがここに居ても分かる。アイツは7つの金属器使い…。
例えこの妾でも勝てる確信がない…といえば嘘だけど、少なくとも無傷では済まないだろう。

貴「…後日に会う…か…。そうなのか?」

?『はい…。アタイの未来予知ならば会うでしょう」

貴「では、また隠すことになるけど…別にいいかな?」

?×6/ア『全然大丈夫です、我王よ!』

貴「そうか…。妾は嬉しいよ。君たちは優しいね」

?『大丈夫っス!』

?『余も嬉しいのじゃ。我が主の命は幸福しかうまないのじゃ』

?『僕も大丈夫だよ。Aちゃんの為ならね』

貴「…アミーも慣れたか?」

ア『はい!ここは良いところだね!特にオロバスさんとは仲良くしてるよ』

オ『余はとっても嬉しいのじゃっ!!これぞ幸福じゃな』

貴「妾も君たちと出会えてよかった。これからも宜しくな」

?『俺たちは姫を守る』

?『バラムもAを守る!』

貴「…妾はもう寝るとするよ」

全『良い夢を!』

本当、君たちは優しい…。あの頃も今も。
妾は君たちが居てくれるだけで幸せ…。

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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時

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