第26夜【迎え】 ページ28
〜紅覇side〜
了解とか言っちゃって〜wwwお前が従者っぽいことしたことってあんまりないくせに
でも、どうしてシンドバッドと会うのが嫌なんだろう？
僕もそこまで最低な人間じゃないしなぁ…。何かと借りもあるし…。
覇「決めた！お前はシンドバッドがいる間、部屋に引きこもってて」
するとAは驚いた顔でこちらを見る。当たり前だよね。
貴「本当に良いのか！？」
なんかその瞳…。嬉しそうだけど…。
よく見るとコイツの瞳キレイ…。僕と同じ紅だけど、なんか違う。透き通っていて明るい色合い。
やっぱり僕は君のことが…好きなのかな？
覇「良いよ、別に…ただし、僕が呼ぶか、炎兄たちが呼ばない限り…出てこないでよ？」
出てきてシンドバッドと会ってはこちらが困る。
貴「約束するよ。妾は約束を破らない！」
覇「じゃあ僕は行ってくるねぇ」
するとAは満面の笑みで「行ってらっしゃーい！」と言ってくれた。本当、可愛い///
〜炎兄の部屋〜
炎「俺たちはそれほどやることはない。挨拶に行く程度だろう」
そう言い炎兄は歴史書に手を伸ばした。
覇「そういや今日の炎兄の髪飾り…いつもと違うね」
そう、あのセンスのない炎兄がキレイな髪飾りを身につけている。
炎「あぁ、これか…貰ったんだ。大事な人に…」
明「そう言う紅覇も見たことのない首飾りをしているではないですか」
そう、僕がAから貰ったのは首飾り…ネックレスだ。そういや明兄も…。
覇「明兄もその腕輪、見たことないよ？」
明「えぇ、私も大事な人に貰いましたので…」
なんか怪しい…。ま、いっか。
忠「紅明様、どうやら来たようです」
明「分かりました、兄王様、行きますよ」
炎兄は歴史書を置くと立ち上がった。
炎「あぁ…」
そう言い6分ぐらい歩いていると、シンドバッドのもとについた。
炎「煌帝国第一皇子練紅炎」
明「同じく第二皇子練紅明です」
覇「第三皇子の練紅覇」
忠「紅明様の従者、忠雲と申します」
シン「私はご存知の通り、シンドバッドだ」
シャ「八人将の1人、シャルルカン」
スパ「同じくスパルトスです」
徳「まぁ、楽しめ」
速く帰ってくれないかなぁ。
シン「ところで、紅炎皇子と紅覇皇子には従者はいないのですか？」
ゲッ…コイツ…！何か勘付いたのか！？
炎「あぁ。俺には従者など必要ない」
シン「では、紅覇皇子は？」
どうしよう！？どうしたらいいの！？誰か助け舟を！！！
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月2日 19時) (
レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kapiくる | 作成日時：2015年12月7日 12時
