第25夜【プレゼント】 ページ27
〜貴方side〜
あれから5日間、妾はひたすら作った。ちゃんと食事もとったし、睡眠もとったため、大丈夫だろう。
貴「今日は皆に渡しに行こう!」
まず、誰に渡そうか。やはり紅覇か?いや、あえて最後ってのも良いか。と、なると鍛錬場にいそうな白龍から…。
貴「居た!白龍〜!」
龍「おや、A殿!なんか久しぶりですね」
貴「まぁ、そうだねー。食事は部屋でしてたし、お風呂も深夜に入っていたし…ってそうじゃなくて、ほらコレ。プレゼント」
龍「い、良いのですか!?」
貴「お守りだと思って。1度だけ、貴方は最悪の危機から守られる。じゃ、次の人行くから」
白龍の頰が赤くなってたけど…暑いのかな?
貴「お、丁度良いところに紅明がいるじゃん!紅明〜!」
明「おや、Aさん、お久しぶりですね」
貴「そうだな。そんなお前にプレゼントを持ってきたぞ」
明「おや、これは…?」
貴「それを身につけていると少しだけだが肉体が強化される。お前には良いプレゼントでしょ?」
明「…貴方もよく見ていたものですね」
そう言われても紅覇から聞いただけなんだけど…。あえて秘密にしておこう。
貴「妾は自分のことしか考えないバカじゃないんでねwwじゃ、またねー」
紅明も頰を赤くしていたけど…やっぱり暑いんだね。
次は紅炎にするか…
貴「紅炎居るか?」
妾はドアを開けた。
炎「ノックぐらいしろ…ってAじゃないか。久しいな」
貴「そうだね。ほら妾からのプレゼント」
炎「…これは一体?」
貴「それを身につけてると魔力が少し多くなる。3つのジンを従えているお前には良いプレゼントだろ?」
炎「そうだな。感謝する」
素直にありがとうって言ってよ〜。
貴「じゃあ次〜」
紅炎の部屋から出て数分…紅覇の部屋の前。
え?白瑛は?って?白瑛は遠征。当分帰ってこないから作ってないし、渡せるかどうかも不安定。
ジュダルの方はアイツに何の仮もないからって感じ。まぁ、事実だし。
貴「紅覇〜?入るぞ〜?」
覇「?A!どうしたのぉ?ここ最近見てなかったや〜」
貴「ほら、お前にプレゼント」
覇「何これぇ〜?嬉しい!」
貴「それを身につけてると、3つ、願いが叶う」
覇「ふぅ〜ん。大事につけておくよ」
そう言うと紅覇は「そうそう」と言い妾に言った。
覇「今日、シンドバッドが来るんだって〜。お前は僕の従者として会いに行くんだけど…」
貴「了解」
あぁ、なんか嫌だなぁ…。怠い…。
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時