検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:73,504 hit

第24夜【婚姻】 ページ26

〜貴方side〜

あれから2日…紅覇の熱は治った…。と、同時に紅玉の婚姻も破棄…。良いような、悪いような結果だ。

貴「紅玉…?居るか?」

妾はそう言い紅玉の部屋のドアをノックした。

玉「あら、Aちゃんじゃない」

貴「結婚の破棄…良かったのか?」

そうすると紅玉は少し考えながらも、

玉「私にとっては良い方だわぁ。ご結婚相手はブタでしたもの」

貴「ほほう、それは良かった!…それが奇跡だな?」

すると紅玉は耳のピアスを外し、見た。

玉「そうなのかもしれないわねぇ。紫の宝石が青になっているわぁ」

…ってことはこりゃ完全に妾のおかげだな!!

貴「良かったじゃん!妾も紅玉が居てくれて嬉しいぞ」

紅玉は少し驚いた顔をしたけどすぐに笑った。

玉「えぇ!Aちゃんに感謝だわぁ」

貴「それとな…。もうちゃん付けはやめてくれ」

玉「…じゃあお言葉に甘えて…」

貴「なら、妾は帰る。またな」

玉「うん、またねぇ!A!」

しっかりと呼び捨てをしてくれた。嬉しい。
さて、部屋に戻るか…。

3分後、やっと部屋についた。相変わらずここは広い。

ガチャ…

扉を開けて妾は一目散に布団へダイブした。
そういや妾って紅覇の従者だよね?従者の仕事なんて1回もしてない…。いや、鍛錬だけはやっているし、メイド服も、阻止したし…。大丈夫か!

そうだ、皆へのプレゼントも作ってやるか…。

覇「A〜?居る?」

貴「居るぞ、何か用?」

覇「なんか冷たくない〜?」

貴「充分暖かいよ」

覇「そうそう、近々あのシンドバットがここに来るってさ」

シンドバット?聞いたことのない名だな。

貴「そうか…。でも、妾には関係ないでしょ?」

覇「…挨拶くらいはするんじゃないの?」

まさか…。する訳ないでしょ。

貴「…別に隠すことないし、金属器は隠せるし…。普通にやれば問題ないでしょ」

どんなやつなんだろ?

覇「ってことでよろしく〜」

と言いあいつは出て行った…。そういやあいつは何が好きなんだろ?どんなのがいいのかなぁ?

紅炎たちにも作ってやるか。

貴「さて、少しの間、誰も入ってこないでよね」

誰にも聞こえないけれど…言って損はないでしょ。

第25夜【プレゼント】→←第23夜【辛い】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:マギ , 煌帝国 , 練紅覇
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。