不思議な少女は嘲笑う【練紅覇】

第22夜【お仕置き？】 ページ24

〜貴方side〜

紅覇のメイド姿…速く見たい！そしてバカにしたい！！
そう思っていると紅覇に

覇「今日、これ終わったら僕の部屋に来てね」

って言われた。怠いけど行くかぁ…。

で、今に至る。今、妾は紅覇の部屋の真ん前。

ガチャ

貴「紅覇？来てやったぞ？」

覇「ねぇ、ノックぐらい…したらどう？」

妾は瞬時に分かった…。これは…ヤバい。

貴「…妾は帰る…ぞ！？？」

妾は今、口を紅覇に抑えつけられている。

覇「主を裏切るなんて…お仕置きが必要だね？」

お仕置き？頰を叩くのか！？野菜を食わされるのか！？怖い…嫌だ…！

そう考えているといつの間にか口から手は離れていて、紅覇は妾をお姫様抱っこしている。

貴「ちょ！？降ろせ！重いでしょ！？」

覇「ううん、全然！軽すぎるよぉ？体重何キロなの？」

貴「37」

覇「かっる！？何食べてるの！？」

貴「知るか！で、お仕置きとは…これか？」

覇「そんな甘くないよ？今からお前は僕と寝るの」

何だ…楽勝じゃんwww

貴「そうか、ならもう寝よう」

覇「じゃあ、おやすみのキス…して？」

貴「注文の多い主だ。どこにだ？」

覇「決まってるでしょ？唇だよ？」

貴「…嫌だ」

ふざけるな。せめてそっちからしてこい！

覇「仕方ないなぁ…。僕からしてあげる」

良かったぁ。妾からするなど恥だ、恥！

チュッ☆

貴「おやすみー」

覇「おやすみ///」

最後、顔が赤かったが…大丈夫か？

〜紅覇side〜

しちゃったぁ！！僕、Aとキスしちゃったよぉ〜//////////！！

にしても…可愛い寝顔だなぁ…。
あぁ…明日が嫌だな…。メイド服着るとか人生オワタしぃ…。

まぁ、何とかなるだろ。とりあえず…寝るか…。

〜貴方side〜

…狸寝入りしてから2時間近く…もう紅覇は寝ただろう。
本当にすまんな、紅覇…。だが、１つ…助けてやる方法があるよ。
でも、妾もお前のメイド服姿…見たかったなぁ。
まぁ、別に良いか…。

でも少し辛いかもね…。でも、あれさえすれば、皆着せるどころか心配しかしない…。
こんな手しかない妾は…そこまで凄くないんだろう。

…妾がずっと側にいるから…。これで…許してね？

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