第14夜【帰還】 ページ16
〜貴方side〜
…。ここは…煌帝国か…。
覇「やっと帰ってきたぁ〜」
珍しなぁ。2人とも同じタイミング、同じ場所に帰って来るなんて…。アミーに感謝だな。
明「おや…やっと帰ってきましたか。仲良く」
覇「明兄!!久しぶり〜?ってか仲良くってどういう意味なのぉ!?」
明「そうそう、そういや紅玉が 覇(えっ!?無視!?スルーしゃうの!? 嫁ぐことになりましたよ」
覇「え!?あの歳で…?かわいそうに…」
あの歳…ってことは若いのか?いや、逆に年寄りすぎるのか?
貴「そうだ、妾たちは何日空けた?」
覇「僕もそれは気になるねぇ」
明「えーと…1ヶ月くらいですかね」
?…いっ…か…げつ…?
貴/覇「1ヶ月ぅぅッッッ!!!??」
炎「何かと思えば…やっと帰ってきたのか」
ジュ「ったく…遅かったぜ…」
そんなに経つものか!?
炎「ジンはどっちに宿った?」
覇「それはAだよ…」
実際知られるのは嫌なんだけどなぁ…。
貴「妾の扇に宿っておるよ。ほれ…」
妾は紅炎を睨みつけながら八芒星を見せつけた。
明「ということはこれで煌帝国にいる金属器使いは6人ですね」
ジュ「…にしてもAは変だな…」
ま、まさか…。
ジュ「コイツ…本当に金属器は1つか?」
言った…。アイツ言いやがったぞ…!!
炎「おいジュダル…!それはどういうことだ!?」
ジュ「いや〜気のせいかもしんねーけど、なんていうかそういう雰囲気?纏ってんの。ルフにも好まれてるって感じだし?」
終わった…。この後、どう言い返せばいい?ねぇ、誰か助けを…!!
明「…どっちなんですか?Aさん」
貴「き、決まっとるだろ!?1つだ、1つ!!」
ヤバ…。目が怖い…。
覇「…そういや、6つが限度…とか言ってなかったっけ?」
ゲッ…!今こんなところでそんなこと言ったら…!
炎「…それは金属器が…か?」
貴「ち、違う!」
明「では、何がでしょうか?」
貴「そ、それ…は…」
あぁ、今こそヤバいな…。頭がくら…く…ら…
バタッ
覇/明/炎/ジュ「A/さん!?」
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時