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第12夜【道】 ページ14

〜貴方side〜

紅覇は上に龍がいると分かると瞬時に魔装をした。
でも、妾から見るにしてあの龍には心臓なんてない。
そう考え、妾は紅覇に言った。

貴「紅覇!そいつは…!そいつは死なない!心臓がないっ!」

だが、紅覇はそれを無視し、龍を斬った。
それもまた魅せつけてるかのように…。 だが、龍は10秒も経ったかという短な時間で復活していた。

覇「なんなんだよ!?」

紅覇は目を見開いている。するとあの龍は紅覇に攻撃をかけようとした。

バァンッ…

こういうところで撃つと響くから嫌い。だけど…これも仕方ない。

貴「お前の相手はそこのボクっ娘じゃなくて妾だっ!」

〜紅覇side〜

バァンッ…

僕は驚いた。僕に攻撃をしようとしていた龍が血を出すのだ。もちろん、誰がやったのかは分かる。僕がやってないってことはアイツしかいない…。

貴「お前の相手はそこのボクっ娘じゃなくて妾だっ!」

僕はそんなAの言葉に嬉しさを持った。だけど…ねぇ?…この言葉の中には言ってはならない言葉が含まれている。
…ボクっ娘って何!?僕は確かに僕って言うけど、女じゃないよっ!?
まぁ、言葉に出てないからお前には伝わってないんだろうけど…。僕の心は傷ついたよ…!
後で覚えとけよ…!!

?「キャッハハハハッッ!さっきから聞いてればお前の相手は妾?そいつは不死なのよ!」

なんだ…?ここのジンは女なのか…。にしてもバカにしたような女だなぁ…

貴「それでも妾はやるさ。それが妾の道だ!」

?「…ふぅーん」

〜?side〜

あの子…面白い子ね…。まるでかつての姫を見ているみたいだわ…。まぁ、その子がここに存在するわけないけど…。
でも私は貴方のその勇気溢れる顔、態度に惚れちゃったわ…。

さぁ、次貴方が…貴方たちが龍を倒したその時…。道は開くわよっ!

〜貴方side〜

!?あいつに心臓が出てきた!?…そうか、妾は正しかったか!

貴「さぁ、これで最後。次はないよ。妾の銃の命中率は99,99%。お前の心臓を貫く!」

バァンッ!

龍「グ…グワァァァァァッッッ!」

覇「なんなの?生き返るばっかりだと思ったら倒れたし…。僕全く活躍してないしぃ…」

貴「お前は活躍したぞ」

覇「ハァ?なんでぇ?」

貴「お前の援護がなかったら妾は負けとるよ」

そう、妾が隙を見せた時、紅覇が斬らなかったら無傷で済むハズがなかった。

覇「…そ、そうなんだぁ…」

貴「じゃあ、宝物庫へ行くぞぉ!」

さて…アミーはどっちを選ぶかな?

第13夜【宝物庫にて】→←第11夜【アミー】



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設定タグ:マギ , 煌帝国 , 練紅覇
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時

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