第10夜【決定】 ページ12
〜貴方side〜
貴「妾は強くなくていいでしょ？紅覇とお前で行ったらどうだ？」
炎「それはできんな。これは俺からの命令だ。紅覇とお前で行ってこい」
なんなんだよ、コイツ…。もうめんどくさいなぁ。
貴「…行けばいいんだろう？行けば！どこの迷宮なの？」
ジュ「そうだな、炎なんてどうだ？紅炎と合わせれば強いだろ？」
炎か…。持ってないな…。
貴「良いよ」
炎「じゃあ、紅覇には伝えておく。明日の為にもう寝ろ」
ジュ「じゃあな〜」
シーーン……。
嫌だな…。まぁいいや…。
ー翌日ー
〜紅覇side〜
朝起きたら隣に炎兄が居た。ビックリしたよぉ。
そしたら炎兄ってばAと一緒に迷宮へ行ってこいって行って出て行ったんだ。
バァン！
覇「A！起きて！迷宮に行くよっ！」
貴「スゥースゥー」
寝てるし…。寝顔も可愛いなぁ…///
貴「…６つ……げん……ど…」
？？６つげんど？げんどって限度かなぁ？
でも何がだろう？
覇「A！起きてよぉっ！迷宮に行くよっ？」
貴「んん？…紅覇…か…」
起きた起きた。
貴「…着替えるかぁ〜」
…？待てよ…。
覇「…ねぇ、外に出た方が良いかな？」
何聞いてんだろ、当たり前のことを…。
貴「？なんで？別に居たって大丈夫なんじゃ…？」
…ハァ！？コイツ、正気か！？普通は恥ずかしいから出てって言うんじゃないの！？
覇「ほら…着替えるんでしょ？」
貴「うん、そうだよ。でもなんで？妾、変なことでも言ったか？」
うん、今言ってるね…って、脱いだぁ！！！？
覇「恥ずかしくないの！？」
貴「恥ずかしいって……ほほう。そういうことか。別に恥ずかしくないぞ？見られるのは平気だからね」
……負けました。まぁ、外に出ていよ…。
覇「外で待ってるから。身支度できたら出てきて」
待つこと10分弱…。
貴「さぁ、行くか」
昨日の服装のAが出てきた。
覇「そういや、お前って何で戦うつもりぃ？」
僕は聞いてみた。やっぱり銃なのだろうか…。
貴「そうだな…。銃に双剣…。その他は説明しにくい」
説明しにくいって…何で戦う気なんだよ…。
貴「まぁ、心配するな。お前は自分の身だけ守っておけ」
…そんなこと女の子に言われたら腹がたつ。でもまぁ…事実…なんだろうなぁ…。
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月2日 19時) (
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作者名：kapiくる | 作成日時：2015年12月7日 12時
