133.教団壊滅事件"ﾋﾟﾝﾁﾀ-ﾝ" ページ39
『アレン君、無理しないで』
「いや、僕は大、丈夫ですって」
いやいや、その冷や汗を見る限り、大丈夫そうには見えないんだけど…
「そ、それよりA、血が……」
『え?』
アレンがおもむろに指差す方を見れば、いつの間にか切っていたらしく、足から血が滴っている。
『これくらいなんともないって』
「ダメです。貧血になったらどうするんですか」
そう言いながら、彼は自分のリボンタイを解いて、私の足に巻き付ける。
相変わらず紳士だなぁ、アレン君。
"＿＿＿＿＿お。
こいつ俺の
『んんん!?』
「…A?」
"何驚いてんだよ、俺だ俺"
ね、ネア……?
何でこのタイミングで出てくるの?!
ていうか声聞いたの久しぶりだし……
「A?どうしました?」
『えっ…だ、大丈夫!!平気平気…っ』
とりあえず、
こっちをじっと見つめるアレンを誤魔化しつつ、頭の中でネアと話す。
"つーか俺、お前に名前言ったっけ？"
そこはどうでも良いわっ!!
しばらく出てこなかったけど今までどこ行ってたの?!
"いや〜…前の痛覚抑制で疲れたから寝てた"
寝てたって………
"にしても何だ?お前、俺の
うん、だって仲間だし。
「A…?さっきから黙ってどうしたんです?」
『あ、いやぁ、傷がちょっと痛くて……いてて』
ダメだ、私には同時に2人と話す技能は無い。
誤爆する前に片方との会話を終えないと……!!
とりあえず、ネア黙っといてね!
"は??なんだよ"
文句を言う彼を無視して、目の前のアレンに集中しようとした、その時だった。
「…………ぁぐっ、」
『アレン…君…?』
アレンの様子がおかしい。
『アレン君、大丈夫??』
彼の肩を揺するも、イマイチ反応がない。
それに、
明らかに悪い顔色、
時折漏れる苦しそうな声、
これは＿＿＿＿
『コムビタンがまわったのか……っ』
「A…逃げ、て下…さい」
と言われても、背後にあるのは壁。
どうしよう＿＿＿＿!!
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さと - 続ききになる〜！！ (2018年12月1日 22時) (
レス) id: 8550df8091 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きがすごく楽しみですもし他の作品を今後作る予定ならディーグレイマンの作品でトリップか転生かコラボしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月16日 15時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
ぶらぴ(プロフ) - ノラさん» うわぁぁっ!!(感激)ありがとうございますっ!!本家が完結してないので多分これから捏造爆裂するかと思いますが何卒よろしくお願いします……!!(笑) (2017年5月24日 1時) (レス) id: 1089b94b0c (このIDを非表示/違反報告)
ノラ - 毎回楽しみに見させていただいております！ラビの夢小説の中でも連載が安定していて凄いなあと毎回思っています、これからのご活躍を陰ながら応援しています！続きが楽しみです笑 (2017年5月22日 1時) (レス) id: 7243f554fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶらぴ | 作成日時：2017年5月7日 12時
