【うらたぬき】推しに恋する予定なんてなかったんです【あほの坂田。】 (ページ24)

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Cafe24 ページ24

うらたさんの家だと思われる場所につく頃にはもう9時を過ぎていた

やばいな…こんな時間に来たら迷惑かな…

そう思いながらもチャイムを鳴らす

「……は、い…うらたで…す…」

『わ、私です！Aです！』

「…なんで…A、が…」

見なくてもわかるくらい怠そうな辛そうな感じが伝わってくる
声も掠れてるし結構やばいのでは…？

『坂田さんに看病お願いって住所送られてきたので仕事終わりに来たんだよ』

「うつったら悪い、から、帰って…」

『そういう訳にはいかないし！うらたさん絶対体調やばいでしょ！』

ポストを覗くとほんとに入ってた鍵を使ってドアを開ける

ふ、不法侵入とかじゃないし？？？ちゃんと……うん大丈夫だし？！？！

「え、な、へ？」

『坂田さんがポストに鍵入れとくって言ってたんです！』

「…坂田、あいつ…」

なんかブツブツ言ってるうらたさんのおでこと私のおでこに手を当てる

『…まってめっちゃ熱いんだけど…』

「あー…さっき測ったら、40.9℃だっ、た…」

『…え』

それマジでやばいじゃん？！？！

(体温計で量れる最高温度は42℃くらい)
(人間の命に関わるのは45℃くらいから)
(しゅりは小二ののきインフルで42℃出しました)

『と、とりあえずベットいって寝てっ』

「わかったぁ…」

フラフラとしてるうらたさんを支えながら寝室へ行く

1階にあるみたいでよかった…