犬よ、いつ離れてくれるのか【黄瀬涼太】 (ページ4)

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3話ページ4

さーてと、放課後だ

帰ってお昼寝…

何時間寝るんだって話だけど、まったり寝る時間が大好きなのだ

邪魔しないでくれるか(誰も邪魔してない)

…ん？ママからLINE………

ハッ！！

こ、これは………

«ビリードママのシュークリーム買ってきたのー！！帰ったらママとパパと一緒に食べようね♡»

買ってきたシュークリームを送られてきた

期間限定のメロンシュークリームじゃないか！

ママほんと好き、ありがとう愛してる←

「「(Aからウキウキオーラが全開だ)」」

そう思われていたらしい

そりゃあもちろん、ウキウキですもの

黄瀬「Aっち何でそんなにウキウキしてるんスか！？もしかして……か、彼氏………ｸﾞﾌｯ」←

『は？彼氏？あ、確かにシュークリームは私の彼氏かもしれない』

そう言ってママとのLINEのやり取りを見せる

美味しそうなシュークリームの写真も見せた

するとこの犬、さっきまでのショックが嘘かのようにはしゃぎ出した

黄瀬「なぁぁんだそっかあああ！！ビックリしたっス！！じゃあ俺とAっちが結ばれる運命も近いっスね☆」

とかアホなことを言ってほっぺをスリスリしてくる

モデルだから美容に気でも使ってるのかな

なんかあるじゃん、男子特有のジョリジョリ(？)

黄瀬にはそれがない、スベスベだ

だからと言ってくっついて欲しいわけでもない

ただ黄瀬をどかそうと思っただけなのだが

黄瀬「っっっ！？ぎゃああああああああ！！！」←

なんと不運なことだろう、急所に当たってしまったらしい((

さすがの私でも申し訳ない、痛そうだもん((

『えと…ごめん』

それだけ言って家に帰った←

パパとママと美味しいシュークリーム、ちゃんと頂いたよ