検索窓
今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:204,896 hit

きゅうけつきと*** ページ18

*‥






「…Aは、黒だった」




なんでこんなことを言わなくちゃいけないんだ。
わざわざ、俺を引っ張ってここに連れてきたのは、何の為?


沢山言いたいことはあるけど、
目の前にいる人の真理が見えない為、何も言えない。




「…ふふ、やっぱり」



目の前の人は、愉快そうに笑った。


もし迂闊に動いて、Aに被害が及んだら。




そんなの、耐えられない。





「君を呼び出したのは、それを聞きたかったからだよ」





「…それを知って、どうするつもりなの?





ねぇ、









__..えっちゃん。」








えっちゃんは、怖いくらい優しい笑顔を見せて俺に微笑む。



紅茶部の時のあの柔らかい表情とは違う。





えっちゃんは、今、本気だ。





本気で、Aについて何かを考えている。









「…ふふ、流石に退学にはしないよ。安心して。
しかたない、理由を話してあげよう」





そして彼は、語り始める。






○●○●○






前から薄々、気づいてた。

彼女、城西Aが悪女だってこと。



何人もの女子を、陥れてきたこと。





もちろん、一時は退学にさせようかなんて思った。

けど、彼女と初めて話した時、そんな決断が過ちだと気付いた。




いっしょにいて、楽しい。
彼女のこと、もっと知りたい。
なぜ、裏表があるのか。




そんなことばっか、気にしていた。

いずれ、それぞれの気持ちが混ざり合って独占欲になった。




裏の彼女は、どんな人でも愛してくれる。
表の彼女は、面白いけど愛してくれない。




だんだん、彼女が欲しくなった。




そして、裏の彼女を暴けば、安堵感から
彼女の表は無くなり、裏の彼女だけになる。



そして、いつでもどこでもイチャイチャできる。




僕は、その時。
彼女の化けの皮を剥がすことに専念したね。




だから、古林弥生を普通科からプロデュース科に移動した。





彼女は、大して優れた容姿をしていないくせに調子に乗る、難がある彼女。



それにより、作戦は順調に進んだ。






そして、この日。この瞬間。








__「…Aは、黒だった。」








そして、僕は確信する。

そうだ、今日の放課後、彼女に話そう。









僕が、彼女に、愛される為…。









○*・○○


英智さんも愛されたい様子。


○*・○○


続きが見たい方!
あんスタが好きな方!

是非是非評価をお願いします!!

おもて→←おもて??


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (644 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
721人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢花(仮垢) - 絶対あの自信過剰女(悪女ちゃん)潰す← 夢主にどんな過去があるのか知らないけど、内容によっては変わるけど、悪女ちゃんより悪い子じゃないのはわかるから。 (2018年9月12日 9時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 続いて、とても面白いですぞよ!!続きが楽しみです、更新楽しみにしてますね (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 23ページ凛月の弟ってなってますぞー。 (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - とても面白いです!更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2017年9月2日 16時) (レス) id: 2dc106ba26 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月25日 22時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬華@もりちあ激推し | 作成日時:2017年6月20日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。