きゅうけつきと*** ページ18
*‥
「…Aは、黒だった」
なんでこんなことを言わなくちゃいけないんだ。
わざわざ、俺を引っ張ってここに連れてきたのは、何の為?
沢山言いたいことはあるけど、
目の前にいる人の真理が見えない為、何も言えない。
「…ふふ、やっぱり」
目の前の人は、愉快そうに笑った。
もし迂闊に動いて、Aに被害が及んだら。
そんなの、耐えられない。
「君を呼び出したのは、それを聞きたかったからだよ」
「…それを知って、どうするつもりなの?
ねぇ、
__..えっちゃん。」
えっちゃんは、怖いくらい優しい笑顔を見せて俺に微笑む。
紅茶部の時のあの柔らかい表情とは違う。
えっちゃんは、今、本気だ。
本気で、Aについて何かを考えている。
「…ふふ、流石に退学にはしないよ。安心して。
しかたない、理由を話してあげよう」
そして彼は、語り始める。
○●○●○
前から薄々、気づいてた。
彼女、城西Aが悪女だってこと。
何人もの女子を、陥れてきたこと。
もちろん、一時は退学にさせようかなんて思った。
けど、彼女と初めて話した時、そんな決断が過ちだと気付いた。
いっしょにいて、楽しい。
彼女のこと、もっと知りたい。
なぜ、裏表があるのか。
そんなことばっか、気にしていた。
いずれ、それぞれの気持ちが混ざり合って独占欲になった。
裏の彼女は、どんな人でも愛してくれる。
表の彼女は、面白いけど愛してくれない。
だんだん、彼女が欲しくなった。
そして、裏の彼女を暴けば、安堵感から
彼女の表は無くなり、裏の彼女だけになる。
そして、いつでもどこでもイチャイチャできる。
僕は、その時。
彼女の化けの皮を剥がすことに専念したね。
だから、古林弥生を普通科からプロデュース科に移動した。
彼女は、大して優れた容姿をしていないくせに調子に乗る、難がある彼女。
それにより、作戦は順調に進んだ。
そして、この日。この瞬間。
__「…Aは、黒だった。」
そして、僕は確信する。
そうだ、今日の放課後、彼女に話そう。
僕が、彼女に、愛される為…。
○*・○○
英智さんも愛されたい様子。
○*・○○
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夢花(仮垢) - 絶対あの自信過剰女(悪女ちゃん)潰す← 夢主にどんな過去があるのか知らないけど、内容によっては変わるけど、悪女ちゃんより悪い子じゃないのはわかるから。 (2018年9月12日 9時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 続いて、とても面白いですぞよ!!続きが楽しみです、更新楽しみにしてますね (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 23ページ凛月の弟ってなってますぞー。 (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - とても面白いです!更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2017年9月2日 16時) (レス) id: 2dc106ba26 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月25日 22時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬華@もりちあ激推し | 作成日時:2017年6月20日 20時