YSPvs妖怪探偵団

5 ページ5

ﾅﾂﾒ｢Aっ！！！！｣



その直後、真っ白の光に包まれた。








・・・何分くらいこの光に包まれていただろうか？





何故か……………………少しづつ記憶が抜けていく。




1秒経つ事に………………何か忘れていく。




ジバニャンっ！！









ﾅﾂﾒ｢お……て！A！！！起きて！｣


『うわぁぁぁ』


ナツメ？


『ナツメ？ここどこ？私、何してたんだっけ？』

思い出そうとすると、頭が痛くなる。


ﾅﾂﾒ｢へ？A？あ、AはN星人の攻撃を私の代わりに受けちゃって………………大丈夫？｣


と、心配そうに聞いてくる





N成人？？？




『ナツメ、N成人って何？成人してる人？』


と、尋ねると、ナツメは驚いた顔をした後、顔を歪める。


ﾅﾂﾒ｢……………………私のせい……｣


何か、思い詰めた表情だ。


『ナツメ？大丈夫？あ、でも、ナツメのせいではないよ………………多分……』


覚えていないから何も言えない。


すると力が入らなくなった





ナツメside



『天野ナツメ。』


口調が変わった。


多分これは花姫……

ﾅﾂﾒ｢は、はい！｣


私はやはり緊張してしまう。


『私が記憶をなるべく思い出させる。だからソナタらは酒呑ハルヤを探して。わかったよね？』


そう言うと、Aがふらっとして、いつものAに戻っている。

『あれ？何してたんだろ？私………………………………………………おばあさんになっちゃったかも！！！ナツメっ！どうしようっ！』

大慌てで私の肩を掴む。そしてぶんぶんする。


うわぁぁぁ。目が回る


ﾅﾂﾒ｢大丈夫、Aは最初から若ぁーいお姉さんだから｣

と、ニヤニヤ言う。

若ぁーいんだよね？

バカにされたと思ったのか、肩ブンブンを強くする

痛っ！一応強い……









ﾅﾂﾒ｢なんてことがあったの。｣


私達の部室で、A以外の人で集まっている。

ｱｷﾉﾘ｢とりあえず、酒呑童子を探さないといけないみたいだな……………………どうするか……｣


みんなで頭を抱える。

ｱﾔﾒ｢でも、寺刃君達に協力をあおがないとダメだよね。｣

ニコッと天使スマイルをするが、地味に悲しんでいるのが伺える。


Aが居ないとやっぱりね……

ﾄｳﾏ｢それに、エルゼメキアの動きも……。多分……いや、絶対Aの記憶を消したのは宇宙人達だよね｣

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す