YSPvs妖怪探偵団

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トウマもどこか寂しげだ。

もちろん、アキノリも。


私も。


すると、願ったり叶ったりで寺刃君から電話が来た。

アヤメちゃんに。

アヤメちゃんは嫌な顔ひとつせず……いや、嬉しそうな顔をして電話を摂る。


ｱﾔﾒ｢はい？｣


いつもより地味に真剣な声だ。

ｼﾞﾝﾍﾟｲ｢実は、酒呑ハルヤって名乗るやつを保護したんだ！｣

電話口から大声が聞こえる。

すると、負けじと電話口から酒呑君の声が

ﾊﾙﾔ｢おい！保護とか言っておいて気に縛り付けるのはどうかと思うぞ！まぁ、木ごとぶっ飛ばしてもいいんだが……｣

あ………………


今回のキーパーソン、酒呑君の声だ。

ﾅﾂﾒ｢今どこ？？？｣

私はつい、アヤメちゃんからスマホを撮って言う

ｼﾞﾝﾍﾟｲ｢えー？エマの家の裏あたり｣

すると私は一瞬で扉に。

ﾄｳﾏ｢急ごう！｣

そして、4人で外に出た。


Aに聞かれたら悪いからと何も言わなかったAがどうなっているのか考えずに









ｴﾙﾅ｢あれれー？Aじゃーん！保健室から出てきたけど、体調は大丈夫？私達親友でしょ？なんでも言ってね！｣

新しく風紀委員長になった天見先輩に出た瞬間声をかけられた。


………………待ち伏せしてたんじゃ……


疑ってしまうのは普通の人より非日常だからね……


って、非日常って何？


私は普通の人でしょ……？


ｴﾙﾅ｢えっ！A、記憶喪失？？？たいっへん！あ！風紀タワーに、ふっかふかのソファーがあるよ！エルナ、優しいから使用許可だす！｣


いこー！と言って私の手をつかもうとしたが、ビリリと天見先輩の手が光った。


正確には天見先輩の手を私の体が弾いた



『え……』


おかしい…………………………ナツメの時は何も起こらなかったのに……

ｴﾙﾅ｢えーっ！！記憶消したからめんどくさいお守りは捨ててくれたと思ったけど、違うんだねー。じゃ、記憶消えたら所詮人間。着いてきてもらおっか！｣

ニコニコ言うが、内容やばくないか？……


すると、さっき同様、クラっとした。







『所詮人間？私人間じゃないんだけど』


さっきの可愛い雰囲気とはかけ離れた、今にも相手をぶっ殺しそうな雰囲気だ。

向かいにいる、可愛い少女はへー。花姫様と小さくつぶやくと、謎のブレスレットを出して、ミラクルプリズマー。と言う。

するとその少女は髪が伸びて、赤と黒のゴスロリ風の服になった。

『壊れると困るから校庭にしようか』

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