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どうして ページ3
月永ルカ
お兄ちゃんをお母さんと一緒に待ち構えて、ワクワクとした趣でいた。
しかし、予想が外れたお兄ちゃんが現れる前からだった。
ダンッ!!!
いきなり大きく開かれたそれに、私は、「びくっ!!」と大きく身震いする。
勢いを押し殺せずに、ゆらゆら揺れる扉から「彼」の姿がみてとれた。
「……………………
……退いてくれ……」
か弱く、そして地響きを起こしたように絶望的な目。ぐちゃぐちゃの髪と、疲れ果てたような目と、相棒と呼べた「紙」と「ペン」も、あらかた似たような様だ。
ご主人と同じ道を、主人に与えられたそれから「警報」が見えた。
「お兄ちゃ…」
「るか」
「るか、俺は何を間違ったと思う?」
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作者名:見知らぬ世界 | 作成日時:2018年7月3日 21時