天界で罪人になった堕天使はAUの世界に追放される (ページ5)

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真夜中にページ5

―深夜零時―

『ギィィバタン』
『ふぅ。』
天界に残してきたものを取りに行こうと外に出る
隠していた翼を伸ばす
魔力消費が激しいからエネルギーに変換出来ない。
だから回復が出来ないから不便だ
こんなことしてないでさっさと取りに行こう

―天界―
基本,天界や悪魔は夜に仕事をする
制裁を下したり,導いたり,選択肢をあげたり(選択を縛ったり)観察(監視)したり
ニンゲンに見つかりにくいからだから夜は護衛が少ない。守る天使がいないから
しかし追放は朝にする。なんでかは知らないけど
『よいしょっと』
考え事をしていたらすぐに着いた
私の部屋は214だから……あった
服は着替えて必要なものはリュックに詰める
私が落ちた世界も結局神の玩具達なんだろうな
皆(裏切り者)に一応会いに行こうかな

―大親友―
皆に話しかけた。でも無視されたそうだよね｡あんな大罪犯したんだから｡なんで許されると思っていたのかな？……私は悪くない｡あいつ等に洗脳されていただけ過去の私とは違う
あとはアイツに会いに行こうかな
『ヤッホー (ｸﾞｲ-ｷﾞｭ！？』
「なんで君まで僕を置いていくのさ」ｸﾞｽﾞ
『……』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
私の大親友(信頼している仲間)｡
私が唯一素でいられる相手
「君がいなくなったら僕は一人じゃないか」
『ロイド……』
彼はロイド｡私の同期で,私の……想い人である
高身長・クールキャラな彼が私の前では少し子供っぽい
『ロイドにこれあげる』
ﾛｲ「？？」
私があげたのは星の形をした青色の鍵のネックレス
『私とお揃い』
私は首に下げているハートの形をした紫の鍵のネックレスを見せる
ﾛｲ「ありがとう！」
『……』
そんな笑顔見せないでよ残りたいって思っちゃうじゃん
ﾛｲ「どうしてあんなことしたの？」
あんなこと……？神のことかな
私は事細かに説明した
ﾛｲ「そっかそんなことが……」
(もう明るくなってくる)
『ごめん,私もういかなきゃ｡じゃぁね』
別れのハグをする
ﾛｲ「うん、また」

　

パタン
あー疲れた
翼はしまった鞄は部屋に置いた大丈夫そう
３時だから３,４時間は寝れるな

　おやすみなさい

ﾛｲ「近いうちにまた会えるよ？Aちゃん｡」
それまで待っててね？

こんな時間に小学生が起きてるとか言わないでくださいよ
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