天界で罪人になった堕天使はAUの世界に追放される (ページ16)

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俺の強さ―ロイドside― ページ16

今回はロイド君目線なのでロイド君が『』です

ﾅｲ「A,ロイド話がある」
ナイトメアに呼ばれた｡何かしたか俺……
とりあえずナイトメアの部屋に行く
纏めるとAと戦って欲しいと言われた
何か怯えていたが……
まぁきっとAが無意識に覚醒でも使ったんだろ⬅️察しの良い人
『俺もAと久々に遊びたいからな』
手加減してよ～という彼女
(いや,毎回お前が勝ってるだろ)
今回こそは負けない！

―戦闘―

合図と共にAが覚醒を使う
俺が覚醒を使うと,魔力を消費するんだが……
流石に生身じゃ勝てない為、俺も覚醒を使う
魔力切れを起こす前に勝たねば
Aが何かを唱える｡しかし,俺はAがなにかを唱えたのが聞こえなかった｡ここが俺のミスだった
―10分後―
体が重くなってきた｡早くも魔力が切れてきたか？
……それにしては早すぎる｡何か特殊魔法を掛けられたか,単なる魔力切れか
攻撃が当たっても回復されるから意味がない
幻覚幻聴を見せているのに,あまり動揺しない
Aは前世化け物じゃないか？
俺はAの前世知っているけどな……

―30分後―

『ッ！？』
急に体力が削られ,目眩がする｡やっぱり特殊魔法か
それでも攻撃を続ける
凄い速さで近付いてくるA｡油断していた俺には隙ができていた
(！？ヤバいッ！)
気がついた時にはもう遅かった｡俺はアッパーを喰らっていた
……そこで意識は途切れた

俺があいつの前世を知っているのは,神に教えられたからだった
Aは覚醒したら眼から紅い血の涙が出ていた
つまり,何等かの方法で過去を思い出した事になる
俺の過去は期待が凄かっただけで普通の人生だった
天使になった時もそうだったが,素を見せられるのがAだったから信頼していたんだろうな
しかし,Aが追放された｡
何故俺を置いていったのか不思議だった
その後,一回俺に会いに来てくれたがそれから来なかった｡だから仕事をサボり,皆に辛く当たって年に一回の追放会議で追放される様に仕向けた
結果見事に成功した
こんなに我が儘な俺でも,許してくれるだろうか…