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貴方「裕一郎くん…」
梅原「ごめん…っ」
私を抱きしめる裕一郎くんは震えていた
貴方「裕一郎くんは何も悪くないよ?」
梅原「もっと早く見つけてたらこんな思いさせて無かった」
そんな事ない。元々私が勝手に皆から離れちゃったんだから。自業自得なんだよ
それに今の裕一郎くんを見れば私のことを必死に探してくれていたことが良くわかる
裕一郎くんを安心させるように強く抱き締め返した
貴方「裕一郎くん」
梅原「…」
貴方「助けに来てくれてありがとう」
梅原「っ…A…!」
私の言葉に更に腕に力を込めた
けど震えはもう止まっていた
絶対助けに行くっていう約束、守ってくれてありがとう
やっぱり裕一郎くんは凄いや
体が離されると唇が重ねられ何度も角度を変えて深く口付けをする裕一郎くんはまるで私の存在を確認しているようだった
そんな裕一郎くんに応えるようについていった
梅原「もう絶対怖い思いさせない」
貴方「うん…っ」
唇が離れると私の頬に手を添えて呟いた
そんな裕一郎くんに微笑むとまた顔が近づいてくるのを見て目を閉じた
西山「ゴホンッ!!!!」
貴方「!」
大きな咳払いが聞こえてビクッとして振り向くと呆れている宏ちゃんと苦笑いをしている江口さんがいた
そうだ…!ついムードに飲まれて忘れてたけどそもそもここは外だし2人もいたんだ…!
見られた…!しかもさっきとは違いこんな激しめのキスを…!
そう思ったら急激に恥ずかしくなって裕一郎くんの顔を押し返した
貴方「わあああああああ!!!」
梅原「チッ…良いとこだったのに」
西山「あのねえ!ここ外だから!せめて僕たちが見てない所でやってよ!」
梅原「じゃあ今すぐどっか行ってくれる?」
西山「手助けした相手に言う言葉!?」
江口「そうだぞー!宏太朗が財布見つけてなかったらどうなってたか」
梅原「どーもあざっした」
西山「全然気持ちこもってない!Aからも何か言ってやってよ!」
あはは…
でも本当に宏ちゃんと江口さんが来てくれて良かった
裕一郎くんが問題にならずに済んだ
皆には本当に感謝だ
顔を上げて3人に向かって笑顔を向けた
貴方「皆…来てくれて本当にありがとうっ」
笑顔を向ける私に対して皆笑い返してくれた
ちょっと問題はあったけど初めてのお祭りはとっても楽しかったです
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はっとり(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様、コメントありがとうございます!嬉しいです( ; ; )これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します! (2021年4月9日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - 感情移入して泣いちゃった。でも更新頑張って下さい♪ (2021年4月9日 18時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - ゆりさん» ゆり様、コメントありがとうございます!わああああ!!そう言って貰えて凄く嬉しいです(><)これからも頑張りますのでよろしくお願い致します! (2021年3月18日 20時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - めちゃくちゃ好きで何度も読み返してしまいます……大好きです!!(突然の告白) (2021年3月18日 20時) (レス) id: 5148eaa1f4 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!この後どうなるのかやら、、、、(><)続き頑張ります! (2021年3月17日 0時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2021年3月10日 22時