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何とか思考を振り切れば足早に雄登の家へと向かった
雄登の部屋へ入れば『ああ、A。こっち来て』と普段通りの冷静な雄登がそこに居た
指定された雄登の前へ向かい合って座れば髪の毛を耳に掛けられる
『昨日、誰と居たの?』
『これ、誰に付けられたの?』
首筋を雄登の指先が伝う
「…」
『Aってさ、ほんと狡いよね』
雄登の両手が私の首に掛かる
『見向きもしてくれない相手を想い続けてる癖に結局俺に縋って』
『最初は彼奴の代わりでも良いって思ってた』
ぐっと雄登の手に力が籠る
「ゆ、と…」
『でもさ、もう無理なんだよ。御前が彼奴を見て苦しむ姿も幸せそうに笑う姿も』
緩々と手放された手は力が抜けすとん、と下に降りる
酸素を求め荒くなる呼吸
初めて見た雄登の姿に少しばかりの恐怖を覚えた
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何故だろう、雄登が笑ったように見えたのは
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朔(プロフ) - 倉木 勝さん» 暖かいお言葉有難うございます! 皆様に楽しんで頂ける素敵なお話を書けるように頑張らせていただきます(*´˘`*) (2019年8月9日 9時) (レス) id: da9efdc371 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - この作品大好きです…!無理なさらないでご自身のペースでゆっくりでも構いませんので、更新頑張って下さい!楽しみに待っています! (2019年7月28日 11時) (レス) id: 5a008c300c (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - わささん» 大変お待たせ致しました! この作品を気に入って頂けて光栄です。これからも自分のペースでゆっくりとにはなってしまうと思いますが是非ご愛読して頂けたらと思います! (2019年7月7日 0時) (レス) id: da9efdc371 (このIDを非表示/違反報告)
わさ(プロフ) - 更新嬉しいです!!ほんとに子の作品大好きすぎて....!これからも更新頑張ってください!! (2019年7月6日 21時) (レス) id: 1997f2a14f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - とても、ストーリーが面白いです!再開待ってます!!! (2018年10月22日 19時) (レス) id: b8022ca40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2018年3月18日 5時