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「お邪魔、します 」




『どうぞ』




にこやかに迎え入れられた飛貴の家は誰も居なくてしんと静まり返っていた




部屋まで誘導されれば飛貴に指示された場所にぺたんと座り込む







『…で、メールしたのに何で直ぐ来なかったの?』




運んできてくれたお茶を飛貴は1口飲んで口を開けば先程の光景が私の頭の中でフラッシュバックされる




全て分かってるけどね、なんて表情を向けながら話す飛貴






「え、と…気付くの遅くなっちゃって」




『へぇ…』




表情は変えないまま私の腕を引けば自分の胸の中へと引き摺り込んで





『こーんな風に抱き合ってて遅くなっちゃったんじゃないの?』



頭の上からくすくすと笑いを含めた飛貴の少しハスキーな声が聞こえた






「な、んで…」





『Aの事なら何でも分かるよ』





『那須を利用して自分の欲を満たしてることもね』






「…… ちが、!!」




ハッとして飛貴を見上げれば飛貴の視線は私の瞳を捉えて離さない





『可愛いねぇ、俺で満たしてれば良いのに』



『あ、それとも俺とじゃ出来ない理由でもあった?』



放つ言葉は全て見透かしてる癖して冷酷なのに


私の頬に手を滑らせては熱の篭った視線で私を見つめたまま












雄登が私を見つめる目と全く同じで





そんなはず、ないって 分かってるのに




いつもと違う飛貴がそこには居た

▽→←▽



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設定タグ:那須雄登 , 浮所飛貴
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(プロフ) - 倉木 勝さん» 暖かいお言葉有難うございます! 皆様に楽しんで頂ける素敵なお話を書けるように頑張らせていただきます(*´˘`*) (2019年8月9日 9時) (レス) id: da9efdc371 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - この作品大好きです…!無理なさらないでご自身のペースでゆっくりでも構いませんので、更新頑張って下さい!楽しみに待っています! (2019年7月28日 11時) (レス) id: 5a008c300c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - わささん» 大変お待たせ致しました! この作品を気に入って頂けて光栄です。これからも自分のペースでゆっくりとにはなってしまうと思いますが是非ご愛読して頂けたらと思います! (2019年7月7日 0時) (レス) id: da9efdc371 (このIDを非表示/違反報告)
わさ(プロフ) - 更新嬉しいです!!ほんとに子の作品大好きすぎて....!これからも更新頑張ってください!! (2019年7月6日 21時) (レス) id: 1997f2a14f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - とても、ストーリーが面白いです!再開待ってます!!! (2018年10月22日 19時) (レス) id: b8022ca40b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月18日 5時

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