吸血姫の遊戯事情。【ベイブレードバースト神】

幻想郷でも大流行！？ ページ4

ある日。
やっぱり退屈してた私は、門番と話しに行こうとしていた。

「……それでね、私も買ってみたんだあ！」
「へえ」


何やらメイド妖精達が何か話している…
なんだろ？

「それで？面白いの、その“ベイブレード”ってのは」
「もちろん！ほら、最近流行ってるじゃない？」

…最近流行ってる？

「ねえちょっと」
「はい！…ってうわあ！いいい妹様！？」
「…あの、今の…ベイブレード？ってゆーのを」
「妹様ベイブレードお好きですかッ！？」
「あっいや別に…ちょっと興味わいただけ。
で？なんなのそれ」
うわあ。メイド妖精の目がキランキラン
「っはい！ベイブレードというのはですね、……」

***


うう…とつい頭を押さえてしまう。
あのメイド妖精の話、ものすんごく長い。
二時間くらいずっと聞かされてたし……

でも、収穫は大きかった。
ベイブレードというのは、元々人間の遊びで、今や幻想郷でも大流行。
外の世界では、大会なんかも開かれているらしい。








…まあ、少しだけ。
少しだけ、楽しそうだと思った。


そして、図書館へと足を変えた。

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