第参拾玖話 ページ41
サスケ「顔上げろ」
『やだ』
サスケ「何故だ」
『絶対私
今見せれるような顔じゃない』
サスケ「それはどんな顔だ?」
『…分かってて言ってるでしょ』
サスケ「さあ、分からないな」
そう言ったかと思うと
サスケの両手が私の耳の後ろ辺りに添えられ
呆気なく私の顔は上を向けさせられた
『っ…』
すぐ目の前にはサスケの顔
サスケ「真っ赤だな、顔」
微かにサスケは笑い
『だから…言ってるじゃない』
じっと見つめてくる
『な、何…』
サスケ「なかなか良いな」
『!
何が良い…
…ンッ!?』
何が起こったのか
理解するのに時間はかからなかった
『…っ…サス…ん…』
何度も何度も角度を変え
甘く優しく唇を重ねてくる
どれくらい時間が経っただろうか
『もう……む…り』
サスケ「っと…」
足の力が抜け崩れそうになる私を
サスケは受け止め
再び抱き締める
サスケ「もう絶対に…離さない」
そう言いサスケは
私を抱く腕の力を強めた
サスケの体温が伝わってくる
ああ、こんなにも近くサスケがいるんだ
私もそれに応えるように
サスケの背中に手を回す
『サスケ…好きよ…
…愛してる』
サスケ「ああ、俺も
愛している」
*****
サスケ Happy Birthday
2016.7.23
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Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです! (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です! 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです!今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです!ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです!続編是非作ってください。待ってます! (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2016年1月2日 21時