第弐拾捌話 ページ30
「やあ、そこの美人なお姉さん」
『…』
写輪眼というエサの効果は絶大で
サスケと10試合ずつ交代でする事にした
今私はサスケの試合を
観客席の端で立って観ている
そこで声を掛けられた
「おやおやぁ〜？
もしかして君はあのうちはAじゃないのかい？」
このいかにもお金持ちそうな男は
そう言ってぐっと顔を近づけ覗き込んでくるので
『そ、そうですけど…』
思わず後ずさる
「噂通りの聡明な女性だ」
この人はさっきから何を言ってるんだ
『人違いじゃないですか？』
「今さっき自分はうちはAだって言ったじゃないか」
『なら同姓同名の方がおられるんじゃないですか？』
「まさかぁ〜
僕の知ってる木ノ葉のうちはAは
1人しかいないよ
なんでこんな所にいるんだい？」
『貴方には関係ない』
「ん〜！
その強気な所がたまんないよ」
はっきり言って気持ち悪い
早いところこの場を去ろう
『私暇じゃないんで』
そう言ってこの男から離れようとしたが
あろう事かこの男は私の腕を掴んできた
『…』
「ちょっとちょっと、待ってよ」
『何ですか
用があるなら早く…』
「君、僕のモノにならない？」
男は私の言葉を遮って言った
『はい？』
「君なら僕のそばに置いて
ずーっと可愛がってあげるよ」
『…』
勘弁してくれ…
冗談じゃない
『話はそれだけですか
じゃ、私はこれで…』
「あれぇ？
僕の今の話聞いてた？」
聞いてた
聞いてたから早く…
『手、離してください』
「ん？嫌だよ
君の良い返事を聞くまでは」
『結構です』
「僕は良い返事って言ったんだけどなぁ」
知らねえよ
面倒なので口には出さないものの
心の中ではかつてないほどの悪態をつく
『…離せって言っ…』
その時ぐっと腰を引き寄せられた
『！』
この迷惑な男にではない
『あ…サスケ、良い所に…』
ｻｽｹ「こいつは俺の女だ
手を出すな」
『！？』
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Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです！ (2019年8月29日 2時) (
レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です！ 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです！今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです！ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです！続編是非作ってください。待ってます！ (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年1月2日 21時
