検索窓
今日:17 hit、昨日:31 hit、合計:219,223 hit

第弐拾肆話 ページ26

「よーうこそいらっしゃいませぇーッ!」





煌びやかな衣装を着た男が出迎えに現れた

見れば島にはやたらと豪華な建築物が並び

行き交う人々も派手に着飾っている





オロチマル「ここは“地図にも載らない孤島”よ」





建物の間を進んで行くと

ひときわ目立つドーム状の建造物が見えた





サスケ「…闘技場?」





『ぽいね』





オロチマル「ここでは“コロシアム”と呼ばれているわ」





客席に上がると一目で富裕層だとわかるような人々が座っている

私もサスケもその異様な熱気に眉をひそめる





「本日はご来場ありがとうございます!

勝者に栄光、敗者に絶望!



ルールは簡単

自分の手札と相手の手札を戦わせるだけ!



勝った方がどちらも手に入れることが出来る

弱肉強食シンプルスタイルとなっております!」





『なんか…』





サスケ「…言いたい事は分かる…」





なんだかきな臭いことになってきた





サスケ「どういうことだ、大蛇丸」





オロチマル「あの説明通り」





『つまりここにいる人達がお抱えの忍を戦わせて

勝ったら相手の忍を手に入れる事ができるってことね』





オロチマル「そうよ」





サスケ「まさかこれがお金持ちの娯楽場か」





嫌悪感をあらわにしたところで戦いが始まる





サスケ「まるで見せ物じゃないか…」





『でもさ

私達のやった中忍試験もいわば戦争の縮図



忍里がどれだけ優秀な忍を育成し

どれほどの戦力を持っているか

内外にアピールする場でもあった



…それとこれは似てるかな』





そう言ってサスケの方を見ると

サスケもこちらを見ていてガッツリと目が合う



驚きと恥ずかしさで

ふと目線を逸らしてしまった





『そ、そう思わない?』





サスケ「ああ、そうだな」





しまった…

いつも通りと心では分かっているが上手くいかない





オロチマル「御屋城エンはここにくらいしか姿を見せないのよ

しかも欲しい手札がなければならない」





『…まさか』





「それでは次は御屋城エンのフツと

大蛇丸のサスケだああああッ!」





オロチマル「そのまさかね」





そう言って大蛇丸は笑った

再びサスケを見ると

今度はフィールドを見て固まっていた





サスケ「…どういうことだ」





オロチマル「エサに食いついてくれたようね」





サスケ「どういう事だと聞いている」





苛立つサスケに大蛇丸の笑顔は変わらない



むしろ楽しそうだ…

第弐拾伍話→←第弐拾参話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
350人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , うちはサスケ , サスケ真伝   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです! (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です! 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです!今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです!ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです!続編是非作ってください。待ってます! (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユウ | 作成日時:2016年1月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。