第弐拾参話 ページ25
スイゲツ「あっ、おかえりー
何話してたの?」
私と香燐がサスケ達の元に帰ってくるなり水月はそう言った
流石は水月
相変わらず遠慮というものを知らない
カリン「お前ほんとデリカシーねーな」
スイゲツ「は?何それ
教えてくれたっていいじゃないか」
カリン「マジでうっせーな、てめーは!」
と、若干香燐の逆ギレともとれる
新たな騒動が始まりそうになったところで
大蛇丸が姿を現した
オロチマル「アナタたち、うるさいわよ
サスケくん、Aちゃん
準備が整ったわ
行きましょうか」
カリン「大蛇丸様
どこか出掛けるんですかァ?」
オロチマル「2人とちょっと海にね」
香燐達が一瞬黙った
確かに誤解を招くような言葉だ
カリン「え、ええーーー!
サスケとAと海に…」
オロチマル「アナタたちは留守番よ」
スイゲツ「大蛇丸様と海ってなんか想像つかないスね」
水月も顔を引きつらせる
サスケ「待て、俺も初耳だ」
進み出した大蛇丸の後に続きながら
サスケが眉を潜めた
オロチマル「正確に言えば海に浮かぶ孤島よ
そこに金持ちの娯楽場があるの」
サスケ「そこに御屋城がいるのか」
オロチマル「エサに食いつけば、ね」
そう言い大蛇丸は意味深な笑みを浮かべた
そのエサというのはどうせろくでもないことだろう
嫌な予感がする
そんな事を考えていると
サスケ「A」
サスケはそう言って振り返った
そこでふと先程の香燐の言葉が思い出される
………………………………………………
カリン「だからA
ちゃんとサスケの気持ちに応えてやれ」
………………………………………………
私はサスケのことが…
自分の気持ちの正体を知ってしまった以上
中途半端な事はしたくない
とは思うもののどうすればいいのか
サスケ「どうした?行くぞ」
『あ、うん』
はっきりとした答えは結局出なかった
今はとりあえず
いつも通りでいこう…
いつも通りで……
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Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです! (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です! 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです!今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです!ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです!続編是非作ってください。待ってます! (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2016年1月2日 21時