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第弐拾話 ページ22

準備に少し時間がかかると言われ

俺達はアジトで待機する事に





カリン「サスケ!A!」





スイゲツ「なに、ここに来るなんて

何か悪いことでも企んでんの?」





ジュウゴ「久しぶりだな」





かつて共に戦った鷹の面々が駆けつけて来た





スイゲツ「香燐は早い段階で君達に気付いていたみたいで

ずっとソワソワしてたよ」





カリン「なっ!

ウチは問題が起きねーか心配してただけだし!

勝手な事言ってんじゃねーぞコラァ!」





揉め出す水月と香燐





『相変わらずね』





そう言ってAは微かに笑った

すると水月達は動きを止めAを見た





『…何よ』





笑うのをやめ不審そうに尋ねる





スイゲツ「あ…いや、可愛いなあ…と…



ね?サスケ?

やっぱ君もそう思ってるでしょ?」





俺にそれをふるか





『何言ってるの水月』





より一層眉をひそめる





カリン「そうだぞ

何言ってんだ水月テメェ!

そんなの元からだろ!」





『は?香燐も何言ってるの?』





俺はただ黙ってその様子を見る





スイゲツ「ところで2人は付き合ってんの?」





しかしこの突然の問いかけには目を見張った

また何も言わず黙っているとAは言った





『最近その質問って流行ってるの?』





スイゲツ「どういうこと?」





『ついこの間も聞かれたの

ねえ、サスケ?』





チノの事だろう





サスケ「ああ」





スイゲツ「で、どうなの?」





『そもそも付き合うって何?』





スイゲツ「…Aはサスケのこと好き?」





『今度は何?』





スイゲツ「嫌いなの?」





『好きよ?』





……





スイゲツ「じゃあ僕のことは?」





『?好きに決まってるじゃない

嫌いになる理由なんてないけど?』





……





スイゲツ「…こりゃダメだ」





やはりAに俺の気持ちは

ちゃんと伝わってはいなかったようだ



薄々分かっていた事だったが内心落ち込む





『あ、そうだ香燐

話があるんだけど…』





すると今までの話はどこいったと思う程に何でもなく

Aは香燐にそう言った





カリン「あ、ああ

じゃあうち等は少し席を外すぞ」









A達が部屋から出ていくのを見た後

水月と重吾がこちらを向いた



そして同情の眼差しで言った









スイゲツ「君も大変だね」

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設定タグ:NARUTO , うちはサスケ , サスケ真伝   
作品ジャンル:アニメ
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Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです! (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です! 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです!今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです!ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです!続編是非作ってください。待ってます! (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2016年1月2日 21時

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