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第拾玖話 ページ21

「久しぶりね、サスケ君、Aちゃん」





黙々と進んでいるとアジトの最深部に到達するよりも早く

口元に笑みを浮かべた大蛇丸が姿を現した





サスケ「“雷光団”を知っているか」





前置きもなくサスケは言う





オロチマル「あら」





サスケ「知っているのか」





オロチマル「そうね、聞いたことがあるわ

でも、最後は霧隠れに“退治された”って話だったけど」





その霧隠れが重役とのコネを作るために

雷光団をはめた事まで把握しているようだ





『その雷光団の頭が忍里を襲っている可能性もあるの』





オロチマル「へえ、雷光団の頭がねぇ…」





含みのある言い方に私達は眉をひそめる





サスケ「知っていることがあるなら全て話せ」





オロチマル「ふふ…貴方も相変わらずね

それが人にものを頼む態度かしら」





…それもそうだが

それがサスケだ





サスケ「さっさとしろ」





そう急かすと大蛇丸はさらに笑みを深くし言った





オロチマル「いいわ

なんだか面白そうな状況になっているようだしね

雷光団の頭は確か血継限界の持ち主で

元は御屋城エンの護衛団にいたはずよ」





サスケ「御屋城エン?」





『聞きなれない名前ね』





どうやらその男は忍でありながら武器商人で

金さえ積めば誰にでも武器を売りさばき

一代で莫大な財を築いたやり手のようだ



そしてその男の護衛や

共に戦場に武器を調達していた人物こそが

雷光団の頭らしい





サスケ「御屋城エンはどこにいる」





オロチマル「さあ

彼は私以上にアジトを持っているようだから

探すとなると難しいかもしれないわね」





サスケ「アンタが俺達にわざわざ確証のない話をするはずがない」





オロチマル「信頼されているのかしら?



そうね

どこにいるかは分からないけど

おびき寄せることは出来るわ



面倒な事もあるわよ?

それでもやる?」





サスケ「何のためにここまで来たと思っている」





面倒事は断じて嫌いだが

これも目的のためだ









仕方がない

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設定タグ:NARUTO , うちはサスケ , サスケ真伝   
作品ジャンル:アニメ
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Anna - PS. 無理な話かもしれませんが、続編が読みたいです! (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
Anna - マジ最高です! 塾の時も読みたくてソワソワしました (2019年8月29日 2時) (レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
yuua(プロフ) - 初めまして、この笑顔を忘れた少女と隠しごと全部読ませていただきました。とてもいい作品で何回も読み返しました。もう完結してるけどもしやるのならまた続編を作ってほしいです!今度は2人の結婚生活編や妊婦編や子育て編が読みたいです。無理いってごめんなさい... (2018年4月17日 22時) (レス) id: 32ab376a68 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - お久しぶりです、ユウです!ついに続編を公開いたしました。この続きを読んで下さるという方はお手数ですが、私の作品欄からよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします (2017年10月24日 23時) (レス) id: 590d8a9bc6 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - はじめまして、初めてこの小説を読ましてもらいました。すごくいい作品でとっても面白かったです。是非この小説の続編が読みたいです!続編是非作ってください。待ってます! (2017年7月4日 17時) (レス) id: 5ba19044f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2016年1月2日 21時

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