俺らのマネは＊3【ハイキュー】

No.10 裏切り者 ページ12

及「まさか爽やか君達に会うとはね〜」





『私もびっくりした』





所は変わり

机に向かうAと俺





及「てそんなことより

何でAはそんなに宿題進んでるわけ！」





『やったから』





及「夏休み始まって合宿三昧だったのは誰！？」





『私かな？』





及「そうですよ！

どこにそんなする時間があったの」





『なんかあった』





及「裏切り者〜」





『何でそうなるの

しかもそういう徹も結構進んでるじゃん』





及「そうだけど」





『まあまあ

分かんないところあれば手伝うよ

って言っても徹ないだろうし…

頑張れ』





及「頑張れのキスは」





『しません』





及「ちぇっ…」





『ちぇって……



…………あ！！』





いきなり声を上げたAに驚く





及「！びっくりした

どうしたの突然」





『どうしたもこうしたもないよ！』





Aさん何やら御立腹の様子





及「え、何何」





『徹、合宿の前日…』





及「？」





『わ、私の首に…』





及「ん？」





『キ、キス、キスマーク付けたでしょ！？』





及「あ、バレた？」





『バレた？じゃないよ！

あんな私にだけ見えないところに！』





及「それでも気付いたんだ」





『クロに言われて』





及「おっ、トサカ君にか」





『何がおっ、なの！

クロだけだから良かったものの…』





及「トサカ君だけ？」





『私が着替えてからすぐにクロが気付いたみたいで

ジャージ貸してくれた』





及「げっ、またジャージか」





『恥ずかしかったんだからね』





及「ゴメンゴメン」





『…ほんとに思ってる？』





ムッとした顔を近付けてくるA





及「思ってなくもない」





『どっちよ！』





可愛すぎる





＊





その後何とか許してもらいました





＊＊＊









宿題にひと段落付けた俺達は

部活の話を始めていた





『で、監督が新たな戦力を加えたいと』





及「そ」





『話聞く限り結構大変そうね』





及「1回声はかけてくれたんだけどさ」





『音沙汰無し、と』





及「そうなんだよ」





すると少し考え込んでからAは言った





『それ、私に任せてくれないかな』





及「え？」





『ダメ？』





及「ダメじゃないけど…大丈夫？」





『そんな心配そうな顔しないでよ

大丈夫だから、私に任せて』

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