俺らのマネは＊3【ハイキュー】

No.19 信じてるぞ、キャプテン ページ21

及「これはこれは

前回俺にこてんぱんにやられた

飛雄ちゃんじゃないですか」





影「今回は勝ちに来ました！」





及「お前は前回完膚なきまでに凹ましたからな！

残すはウシワカ野郎ただ一人！





今回も退いてもらうぜ飛雄！」





影「！」





掴み合っていたボールを及川が突然放したので

影山はその勢いで後ろに転ぶ





及「わははは」





花「及川これで高３かあ」





『なんか残念だよね…』





松「白咲にまで言われたら終わりだぞ、及川」





＊





ﾋﾟｰｰｯ





「整列ー！」





「お願いしアース！」





春高宮城代表決定戦

準決勝

青葉城西高校VS烏野高校





及「言いたかないけど烏野は強敵だ」





花「お前が素直に言うなんて珍しいな」





及「前回で身にしみてるからね

油断すれば喰われる

最初っからブッちぎって行こう」





「「「ハイッ」」」





「「「っしゃあ！」」」





及「よーしそんじゃあ今日も…」





いつも通りヘラッとした及川さんの言葉に





「「「信じてるぞ、キャプテン」」」





3年の先輩達がそう繋げた





及「！」





監督とコーチも驚いている





及「なんか照れ…」





岩「初っ端のお前のサーブを信じてる

ミスったらラーメン奢りで。」





花「俺チャーシュー大盛り」





松「俺はギョーザ追加で」





『私コーン追加！』





及「Aまで！？

てかまあコーンとかなんか可愛いんだけど！」





『あ、勿論入れるだけサーブもダメだからね』





ニコッと笑いそう付け足すAさん



対する及川さんもなんだかんだ嬉しそうだ





松「ホラ1、2年も頼んどけ！」





「「「マジっすか！」」」





＊





「「「及川さんナイッサー！」」」





ボールを持った及川さんが

サーブの準備をする





金「ナイッサァー！」





岩「ショウユーウ！」





花「トンコォーツ！」





松「坦々めェーん！！」





『コーーンッ！』





及「決めてほしいの！？

ミスってほしいの！？



てかやっぱAの可愛いんだけど！」





ﾋﾟｰｰｯ





そんな中

試合開始の笛がなる





花「…残念ながら

お前は決めるに決まっている」





そうして決まった及川さんのサーブが

俺達青葉城西と烏野との試合の始まりを告げた

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