ラップ40 ページ42
ー prrrr♪
ガチャ…
『交久瀬Aさんのご自宅ですか?』
「…はい、私は父ですが」
『お父様でしたか、ちょうど良かったです。少々お話を伺ってもよろしいですか?』
「はい、あの…そちらは?」
『私はAさんのクラスを受けもっている林です』
交久瀬Aのことなんて、
ほっといていたくせに…
この日は違ったらしい…
上にでも、何か言われたのか
何かを変えようと、変に勇ましくなったのか知らない
「…娘が、何か?」
この電話で、
交久瀬Aの人生が変わる…
ずっと、一緒に過ごしたいという
彼女の思いはあっさりと崩れ去っていく…
神様は、
平等に幸福を与えてくれないのか
『実は、彼女。ずっと学校に来てないんですよ』
「……………は?」
『虐められていて、それが嫌になったのか分かりませんが。テストを受けに来るだけでそれ以外は来てません』
「………初耳だが」
『……あっ、そうでしたか』
まずい、という風な声色
しばらく話をして、
交久瀬Aの父は受話器を置く
ふつふつと、怒りを込み上げながら
「…どこにいるんだ、なら」
彼女の人生の転機は、
あと少しーー・・・
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこ(プロフ) - 月華姫さん» ほんとですね…ご指摘ありがとうございます!これからも、精進します! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 755fd42567 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - 初めまして!ラップ11にて誤字報告。一郎の台詞「左馬刻さん、【絵柄】っすよ?」で【笑顔】です。此れからも応援しています(^^)vではまたっ♪ (2019年5月3日 6時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこ | 作成日時:2019年5月2日 20時