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小さな太宰と大きな中也? 2 ページ19

与「うーん
私の異能力でも治せないねぇ」
太「私の゙人間失格゙も使えないみたいだし……」
中「中身が入れ替わるとか…………ありえねぇ」
太「ちょっと中也私の姿でそんな酷い言葉遣いしないでくれるかな」
中「あ゙あ゙!?」

太宰の胸ぐらを掴んだがピクリとも動かない自身の体に苛立ちを隠せない中也が近くにあった椅子にドスリと座るとAが敦と国木田の影から駆け寄り太宰の姿の中也を見上げた

『ちゅうや?』
中「?つけるなよ
なんだ?」
『あねさまにれんらくしたら
ぼすがきょうはおやすみだって』
中「姐さんが任務に行くって事か」
太「Aこっちへおいで」
中「誰が行かせるか………上がらない…!?」
太「私はひ弱なんでね
コツをつかまないと力はでないよ!」
中「威張ってンじゃねぇよ!
鍛えろ!」

椅子に座ったままAを抱き上げようとした中也が固まると太宰がニヤリと微笑み中也が叫ぶと太宰がAを軽々と抱き上げた為中也は大きく舌打ちをした

太「簡単に持ち上がった」
『だざいはよっこいしょっていうもんね』
中「じじいかよ」
太「さすが低身長筋肉馬鹿」
中「あ゙?
おいもっぺん言ってみろや」
太「中也……今の私に勝てると思っているのかい?」
中「…こんなひ弱な体じゃ……無理だな」
太「中也に言われると何だか屈辱だな」

太宰が眉間にシワを寄せると事務所の扉が開かれ若干帰り血の付いた立原と銀が事務所に入るとAが太宰の腕から下り立原の足に抱きつくと中也と太宰の視線に立原は冷や汗を流した

『たちはら!
どうしたの?』
立「えっと……ボスが…」
中「何だって?」
立「ボスがAを迎えに行けと……」
太「森さんが預かるってこと?」
与「危なすぎるだろ」

Aを抱き上げた立原が視線をさ迷わせているとまたも扉が開き広津が現れると立原は涙目になりながら振り向いた

広「もうそろそろお昼になるのでボスがAと食事をしたいと駄々をこねているのです」
『ひろつじぃ!』
敦「え………そんな事?」
太「あんなロリコンと食事させるくらいなら私達と一緒にいた方が良いね
と言うことでAをこちらに渡したまえ」
立「はひっ!」
立(「笑顔だし優しい物言いだけど目が笑って無かった!!」)

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作者名:つばさ | 作成日時:2018年3月6日 20時

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