非リアな私が"何故か"幼馴染み二人の恋のキューピッドをする話。 (ページ3)

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いつも通りに行ってきますと家を出て、しばらく歩けば聞き覚えしかない声に呼ばれる。

天「Aおはよ」

『翔太おはよー』

いつもこんな感じ、あとの二人は大体遅刻ギリギリか遅刻するんだよ←

天「クラス替えだねー」

『そだねー』

なんて他愛ない話をしながら学校への道を歩く。

天「今度は坂田と一緒になれるといいね」

え？そっちがそうならこっちこそ…←

『そっちこそ96と一緒になれるといいね(満面の笑み)』

96「Aーーー！！！」

え？←

『わっ？！』

てっきりまだ家だと思っていた96は、私の背中に飛び乗るほどの勢いでやってきた。

危ない転けそうになるとこだった……

天「96ちゃんが遅刻してない…？！」

96「んな失礼な！！わしやってちゃんと遅刻しないで行けるで！！」

天「1ヶ月に半分以上遅刻じゃん…」

96「なーにー？！風が強くて聞こえなーい！！！」

やっぱ仲いいな、くっつけ甲斐がある←

『イチャついてるとこ悪いんですけどー行かなきゃほんとに遅れるよー』

もう8時5分、早く行かなきゃ、クラス発表とか自分の名前探すの時間かかるしね←

天96「「？！イチャついてない！」」

ハモったね仲いいね、あー癒やされるー←おい