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あれからしばらくして。
私は退院し、サスケは中忍試験を受けると言った。
「そっか。私は当日警備か試験官かだね」
「警備?」
「風影様も見に来るみたいだからね」
クナイを磨きながら、答える。
……そういえば……
「サスケ。ナルトくんと仲良くしてる? サクラちゃんに優しくしてる?」
「は……?」
「カカシさん、お気に入りを虐める傾向があるし……。私としては心配で……」
私としては同年代とは仲良くやっていてくれたらいいのだけど。
……うちは一族というだけで隔離されるより、その方が……。
「……急に保護者面するなよ」
「一応言っとくけど、名義上はあんたの保護者だよ」
「……そうだった……」
そう。
木の葉の、うちは一族の生き残りは
私とサスケしかいない。
当時中忍に成り立てだった私は、急にサスケの保護者となった。
……きな臭いあの男が私達の安全を保証する、と言ってきたけど……。
「……サスケ」
「?」
「あんたはフガクさんに似て頑固なところがあるから気を付けなさいよ」
「……俺は、父さん似なのか?」
「わりとね」
イタチはミコトさんに似ているけど、サスケはフガクさんに……性格が……。
それにしても……。
……この胸騒ぎは……?
……嫌な予感………。
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e(プロフ) - 私も最近またナルトはまりました!面白い小説見つかって嬉しいです😄更新頑張ってください!楽しみにしています!! (2022年6月22日 8時) (レス) @page25 id: b90da82d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:枯葉 | 作成日時:2022年5月17日 0時