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カカシさんとサクラちゃんと任務だ。
内容は暁の情報……。
「情報を集めるだけの任務だ。暁の者と接触したら速やかに逃げ帰れ」
というのが綱手様の命令。
……まあ、確かに。
イタチクラスの実力者がうじゃうじゃいる組織と
まともに戦いたくない。
翌朝。
出立のために門に行く。
「Aさん」
「ん? なに?」
「今日はよろしくお願いします」
サクラちゃんは挨拶のできる、いい子だ。
それに比べてサスケは……。
今まで育てられた恩を忘れて、私に一言の挨拶もなく里を……。
まったく……サクラちゃんを見習って欲しいものだ。
「サクラちゃんはいい子だね……」
「へ……?」
「なんでもないよ」
こんないい子に慕われてんだから復讐なんて忘れて帰って来たらいいのに。
イタチは私がどうにかすれば……。
「……どうせカカシさんはまだ来ないだろうし、少し話でもする?」
「あ。やっぱり来ないんですね」
慣れてるんだな……。
「……話って……?」
「サクラちゃんは多分好きなんじゃないかな?
恋バナ」
「大ッッッ好物です……!!」
やっぱり。
……私は、シスイさんへの気持ちだったり
イタチへの気持ちだったりを整理したい。
私は、確かにシスイさんが好きだった。
今も大好きな人だ。
……じゃあ、イタチは……?
……そのためにも、話をしてみて、整理したい。
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e(プロフ) - 私も最近またナルトはまりました!面白い小説見つかって嬉しいです😄更新頑張ってください!楽しみにしています!! (2022年6月22日 8時) (レス) @page25 id: b90da82d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:枯葉 | 作成日時:2022年5月17日 0時