外伝・不死鳥 ページ45
アルバスに言われた数日後に私の元に帰ってきてくれた
今は長い旅で疲れたのか私の膝で眠っている
そっと撫でてやると嬉しそうにしながら心地よさそうにしている
私の寮は白と黄金を基本にしているが、その他に4つの寮の特徴も全て使っている
そして天井はいつでもその時を感じられるように太陽や星が見えるよう魔法をかけている
もちろん通常の天井に戻すことも可能だ
ここにはいろいろな施設があり、必要の部屋のように望めば大抵のものは出てくる
当然私の寮にいる4人からしても彼は懐かしいらしく、周りに集まりながら一緒に可愛がってくれている
ちなみに彼に手紙を運んでもらいダーズリー家に近況報告をしている
彼らからしたら小さな“鳥”が手紙を運んできて、手紙や荷物を私の元に届けるのは不気味だろうということで彼には一時的に人間になってもらった
それで慣れたのかホグワーツの中でも人間の姿になり話したりしてくれることもある
アルバスに不死鳥は人間になるのか聞いたところ、今までに聞いたことがないと言われた
アルバスによると主人である私が不老不死かつ膨大な魔力を持っており、様々な経験をしていることから影響が出たのではないかと言われたが本当のところはわからない
彼は基本的に寝ているかどこかを飛んでいるかしている
私が寮にいる時は肩に乗ってきたりする
性格は優しく芯が通っていて忠実で賢い
本当に素敵だと思う
私と一緒にいるからか彼のことも本に載っている
みんなからの彼の認識は“忠実で賢くとても長い年月を主人と共に過ごしている”と言うことらしい
また彼と共に過ごせる
それがとても幸せなことであると実感しながら過ごしている
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
