10話 ページ18
アー「10時58分だ！急げ！」
モリー「時間よ」
アー「フレッド、ジョージ、パーシー！先に行け」
アー「君が先に」
モリー「ジニー席を取るのよ」
ハリー「行こう」
「おい！何をしている」
ハリー「すみません…カートがちょっと言うことを聞かなくて」
ハリー「変だな」
ロン「なぜか入り口が閉じられてる」
ハリー「汽車は11時発だ。乗り遅れた」
ああ…コスモが居てくれればどうにかなったかもしれないのに…
コスモは用があるとか言ってどこかに行ってしまったし汽車には乗り遅れるし…
ロン「ハリー、パパとママはこっちに戻れるかな」
ハリー「車の所で待とう」
ロン「車か！」
ハリー「ロン、まずいよマグルは空飛ぶ車を見慣れてない！」
ロン「ああそうだね…おっけー」
ロン「透明ブースターがイカれちゃった…」
ハリー「高度を下げよう。汽車を探すんだ」
ロン「わかった」
ハリー「汽車に追いつかなきゃ」
ロン「遠くはないはずだ」
ハリー「汽笛だ！」
ロン「近いみたいだぞ」
ハリー「待って…」
「ああぁあぁぁぁあああああああ！！！！！！！！」
ロン「ハリー！」
ロン「手を離すな！」
ロン「手につかまれ！」
ロン「頑張れ！」
ハリー「君の手が…汗で滑る」
ハリー「追いついたね」
ロン「ああ」
ロン「帰ってきた」
ハリー「上げろ！」
ロン「ダメだ！」
ハリー「よけて！木が！」
ロン「止まれ！止まれ！止まれ！」
ロン「杖が…杖が折れた」
ハリー「首よりマシだ」
ロン「今のは？」
ハリー「分からない」
なんだこれ…木に叩かれて…
車が！！！このままだと危ない
ハリー「車を出せ！早く！」
木から離れられた…
車の中から勝手に荷物が…
ロン「スキャバーズ！大丈夫？」
ロン「車が！」
ロン「パパに殺されちゃう…」
ハリー「後でねヘドウィグ」
ハリー「まず“屋敷しもべ”が現れ、駅の9と3/4番線に入れず木に殺されかけた。誰かが邪魔してる」
フィ「よく見ておくんだな…ホグワーツで過ごす最後の晩かもだからな」
フィ「さてどんな目に遭うかな」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
