9話 ページ17
ルシ「ドラコ、失礼をするでない」
ルシ「おや、これはこれはコスモゴッドさん…お元気で？」
コスモ「ええルシウス、久しぶりね…学生の時以来かしら？」
ルシ「ドラコがお世話になっているようですな」
コスモ「そうね…けれど教育はもう少しちゃんとした方がいいわ…飴と鞭を使いわけて頂戴ね？(小声)」
何か言いたそうな顔をしているが気にしないでおく
少し目を動かしハリーを見つけたようだ
ルシ「ポッター君？」
ルシ「ルシウスマルフォイですお見知りおきを…失礼」
そういうと彼はハリーの額の傷を確認した
ルシ「この傷は伝説だ。これを付けた魔法使いも」
ハリー「ヴォルデモートはただの人殺しだ。伝説なんかじゃない」
ルシ「その名を口にするとは勇敢だ…それとも愚かか」
ハー「“名を恐れればその人をも恐れる”」
ルシ「そう言う君はMs.グレンジャーだね？」
ルシ「ドラコから聞いている…ご両親のこともね」
ルシ「マグルだそうだな？」
ルシ「で、こちらの赤毛に、ポカンとした表情、すり切れたお下がりの教科書…ウィーズリー家の子だな」
アー「みんな外に出てよう」
ルシ「おや、父親のご登場だ」
アー「ルシウス…」
ルシ「抜き打ち検査で役所はさぞ忙しいだろう…残業手当は出るのか？見た限りそうとは思えんな」
ルシ「ろくな給料ももらえず“魔法使いの面汚し”と言われては…」
アー「何が“面汚し”かはお互い意見が違うようだ」
ルシ「そうだな」
ルシ「マグルと付き合うとは…まだ落ちぶれ足りないようだな」
何かをジニーの所に入れたのを見たけど、詳しくは見えなかった
悪いものでなければいいけど
ルシ「ではまた役所で」
マル「また学校で会おう」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
