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山田side





今日初めて校舎裏で会った知念ってやつは
ライクに似ててとても可愛くて



また会いたくて仕方がなかった



そんな俺の思いは届いたらしく


1週間後学校でたまたますれ違った




山『あ!知念くんじゃん!』


知『あぁ、山田くん』


山『知念くん今日も校舎裏おいでよ!新しい餌買ってきたんだよね!』


知『うん...』



微妙な返事をする知念くんの
持っているノートを見てみると


たくさんの落書き...


バカだの、ずるいやつだの、最悪だの



なにこれ...



単なる落書きじゃない
書かれてるのは全部悪口で...


知念くんは俺がノートを見ていることに気づいたのか


焦ったように



知『じゃあまた放課後に...』



と言って走っていってしまった



山『ねぇあれってもしかして』


友達『多分だけどいじめじゃね?』


山『先月来た転校生って何組かわかる?』


友達『たぶん5組だと思う』



山『5組ってあのヤバいやつらがいる所じゃん』


友達『あーカーストトップの』



山『ちょっと放課後知念くんに話聞いてみる』



友達『そうしなよ』




..............

知念side




完全にやってしまった...

あれは見られちゃったよね?僕のノート





放課後行くのやめようかな


でも約束破るようなことはしたくない




.......


僕が校舎裏に行くともう既に山田くんはいて


山『知念くーん!今ちょうど餌あげてたところ!』



知『山田くん...』



山『知念くんも餌あげる?』



知『でもそれは山田くんが買った...』


山『いいのいいの!そんなの気にしないで!』


知『じゃあ...』



知念くんがライクに餌をあげているとこを見ると


ここに来た時の不安みたいな顔じゃなくて

幸せって顔から滲み出ているような顔をしていて

こっちまで嬉しくなった



本当はいじめについて聞きたかったけど
そんな幸せそうな顔を見てしまうと

聞けなくなってしまって



聞くことを諦めた...






..............



そんな日が何日も続いて


聞けないなら自分で見に行けばいいんだと思い


次の日に教室へ見に行くことにした

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作者名:ゆっこ | 作成日時:2020年9月2日 18時

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