【テニプリ】色を失った少女と立海テニス部

第６話 ページ6

その頃の立海テニス部

＊会話のみ


幸「Aっ！・・・・いっちゃった」


切「誰なんすか？あの人？」


柳「・・・夏目A、同じ学年だったな。確か丸井と仁王と同じクラスだったはずだが。」


丸「えっ！？俺あんな奴見たことねぇよい！！」


柳「あぁ・・特例で多少授業を受けなくてもいいことになっている」


真「特例だと？」


柳「俺も理由までは知らない」


幸「うーん、彼女どうしたんだろう？・・・なにかに怯えてたみたいな感じがする」


比「切原くんの髪があまりにもわかめだったので怖くなったのではないでしょうか」


切「・・・柳生先輩、あんた仮にも紳士でしょ・・・潰すよ」


比「冗談ですよ」


ジャ「冗談に聞こえないのは俺だけか？」



ガチャッ


仁「おぉ、やっぱりここにいたんか。あいつに聞いて正解じゃったな」


丸「？あいつって誰だ？」


仁「あぁ・・。さっき中庭で幸村を探してたときにちょっと知り合った子に聞いたんじゃ。
　 幸村は屋上にいるって」


幸「その子の名前は？」


仁「夏目A、なんじゃAもさっきまでここにいたんか」



真「さっき、我々がきたとき出て行ったんだ」


幸「・・・彼女、中庭にいったんだ」


仁「何かあったのか？」


比「仁王くんが来る前、彼女が幸村くんと一緒にいたのですが・・・
　 用事があると出て行ってしまいました」



切「でもなんかあからさまに俺たちに怯えてましたよねー？」


丸「でも俺たちあいつになんもしてねぇよい」


幸「俺と二人でいるときはそんなことなかったんだけどなぁ・・・」


仁「俺の時もそんな感じはなかったぜよ」


柳「・・・なかなか面白そうだな。もっとデータを集めねば・・・」


幸「まぁ、今はお昼でも食べようか」


丸「そうだった！！俺腹減って死にそうだぜ」


幸「ﾌﾌｯ・・・今日は苦労をかけたね」

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