【テニプリ】 理数系心理学的少女 【切原赤也】

第１１話 ページ11

切「先輩、ありがとうございます！！

　俺、絶対再テストではいい点とりますから！！」



「じゃあその調子で英語もいきましょうか。

　確か一番苦手な教科なのよね」




前言撤回。


ノートのことですっかり忘れてたけど英語もあるのだった




俺英語だけはぜっっっったい無理！！！！！！




日本人なんだから別に英語なんかできなくたって死にはしねーよ


切「やっぱ…やんなきゃダメっすよねぇ？」



「当たり前」


だよなー。



でも…英語だけは本当に無理なんだよな


1年の頃から苦手で

英語の授業があるたびに俺は何やってんだと思う



外国に行くわけでもあるまいし




「英語を覚えておくと色々なところで有利よ

　切原くんは外国にあまり行かないかもしれないけどね。


　・・・でも、英語が出来る男の人って無条件にカッコよく見えるから不思議よね」




かっこいい？？？？？



切「先輩は・・・英語できる人をかっこいいと思うんすか？」



「え、えぇまぁ。できないよりできたほうがいいわよね」




ふーん・・・・



切「じゃあ頑張りますか。

　 先輩厳しくお願いします！」





先輩は綺麗なソプラノの声で英語をスラスラと言っていく



先輩声まで綺麗だなー......



「・・・・切原くん、聞いてるの？」




あっ・・・やべっ


聞いてたには聞いてた




でも聞いていたのでは英語ではなく先輩の声。




英語なんて頭に少しも入ってない




えーと・・・、そうだ！！


話題を変えよう！！





切「先輩、英語上手っすねー！

　本当の外人みたいっすね！！」



よし。我ながらうまく逃げた




「私こう見えても帰国子女よ？」




・・・・なんかビックリ発言聞こえた

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