口付け...8 ページ10
・
・
【僕に何か用かな?ボウヤ】
ニコリと笑えば、目の前の少年は一歩後ずさる。
可愛らしいな。
大きな瞳に、小さな体ー･･･純粋無垢なその少年に、思わず悪戯心が芽生えた。
こう…なんていうか、小学生らしかぬ雰囲気を崩して、焦らせて。どうしてゼロの正体を見破れたのかー･･･それを問い詰めたい気分だ。
「えっと…ごめんなさい、すごく綺麗な人がいるなーっとおもって…」
えへへ。と笑う少年は、眼鏡の奥にその鋭さを隠し、上手に大人を欺こうとする。
「あぁ、そうだったの？大丈夫だよ。
こちらこそごめんね？急に話しかけたりして」
「ううん！大丈夫！
ねぇ…お兄さん、ここで働くの？」
「…どうして？」
ﾁﾗﾘとポアロを一瞥し、彼はニッコリと笑う。
「さっき外から見えたんだ！
店長さんと話してたでしょ？だから、働くのかな？って思って！ちがった？」
「ふふ…。合ってるよ、明日からお世話になるんだ。それにしてもよく見てるんだね？ボウヤ」
「そ、そうかなぁ？普通だよ！」
「そう…。普通、ね。」
君は本当に普通なのかな？
ねぇ、江戸川コナンくん。
君についてもっと知りたいなー･･･？
僕の知らない場所で、少なからずゼロの信頼を得ている君の事がとても知りたい。
「ポアロの常連さんだよね？
これから会う機会が増えると思うし、お名前教えてほしいな。あ、僕は是国柊です。」
「江戸川コナンです！…って、ん？」
「ん？」
「･･･どうして、常連だって思ったの？」
何かを疑うような視線に、彼は過去に何かあったのだろうか？と首を傾げる。
子供のするような顔じゃないだろ…。
「どうしてって…君、さっき�狹皇垢気鵑範辰靴討燭任靴隋��瓩辰童世辰討燭任靴腓Α�
あの店長さん、普段はあまりお店にいないって言ってたから…彼が店長だって知ってる人、少ないって聞いたんだよ。でも君は知ってたね」
�爐世�ら、常連なのかな？って思ったんだよ。��
瞬きを繰り返す少年の目を見て、口角を上げる。
「あ、でも小学生だから常連…っていうか、誰かに着いてきてるのかな？」
「…えへへ、正解！」
「本当？よかったぁ」
「ポアロの上のね、毛利探偵事務所って言う所に住んでるんだ！だからよく行くんだ〜！」
「そうだったの。毛利探偵事務所…あの毛利小五郎さんがいるの？」
「うん！お兄さんも知ってるの？」
「ん〜？名前はね。」
ゼロが現在、助手として身を置いてる場所か…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 389人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウロ・イライジャ - 続きとても気になります！更新頑張ってください！！ (7月2日 17時) (
レス) @page17 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
スモーカー大佐 - バイブスってフルーティーなやつじゃないっけ？ココナッツはブラックデビル？ (2021年8月1日 0時) (レス) id: 0a40dd57b7 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂 - とても面白い作品ですし、設定とか凄く私好みです！ 更新頑張って下さい！ (2019年1月2日 11時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム) - あ¨ぁぁぁぁ凄い続き気になる！！！ 連載頑張って下さい！応援してます！ (2019年1月1日 13時) (レス) id: 5c25dd42fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコカシス@ソーダ | 作成日時：2018年10月30日 17時
