episode30〜珍しい励まし〜ライトside有り ページ38
自分でもなに言ってるんだか理解できなかった。
けど、なぜか身体はライトくんのキバを求めている。
そして、ライトくんはゆっくりと湯船に入ってきた。
ラ「それじゃ、キミが求めているこのキバを与えてあげる」
そう言って、首筋に噛み付いた。
貴「……っ……ぅ…ん…ぁ……///」
ラ「…ん……ふ……はぁ……っ……」
ライトくんに噛まれたところが熱くて、どんどん気持ちが高ぶっていく。
ラ「……はぁ…やっぱり、Aちゃんの血は最高だよ。すごく、美味しい…」
その優しい囁きと、とろけるような気分に、溺れていく…。
私(ああ、なんて気持ちいいんだろ…)
ラ「ねぇ、Aちゃん」
私「な…に…」
顔を上げると、ライトくんが珍しく真剣な顔で私を見ていた。
ラ「キミが、無神家さんのところに行っても、幸せになれるとは思えない。僕らのことを思って、無理にいく必要なんかない」
そして、勇気づけるように肩を叩く。
ラ「自分の未来は自分で切り開くんだ。僕がそうだったみたいにね」
私は、ライトくんの言葉を聞きながら、その快楽に身を委ね、意識を失った。
〜ライトside〜
腕の中で意識を失ったAちゃんを見て、ボクは唖然としていた。
ボクはなにを言ってたんだろう。
本当は、Aちゃんには僕だけがいればいいと伝えたかったのに。
ボクの心の奥底にあった気持ちが言わせたのに違いない。
ビッチちゃんのようになってほしくなくて。
そのまま流されるのではなく、自分の力で未来を切り開いてほしかったから。
だから言ったんだ。
んふ、ボクってなんてやつなんだろう。
自分で自分がわかんなくなっちゃいそうだ。
ボクは、Aちゃんをお姫様抱っこしながら、湯船を出た。
そして、Aちゃんの部屋のベッドに彼女を横たわしながら、微笑んだ。
気づいたら、彼女が動いてくれることを願って。
episode31〜1つの希望と1つの勇気〜NOside有り→←episode29〜めんどくさいヤツ〜
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くろ(プロフ) - ダークムーンさん» コメントありがとうございます!更新はチマチマになりますが、気長に待ってていただけるとありがたいです!応援よろしくお願いします! (2017年10月23日 22時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
ダークムーン - とても面白かったです次の更新を楽しみにしています (2017年10月23日 22時) (レス) id: 64bccd7333 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - 桜月 緋夜(←暫くこれに。元 静香)さん» コメントありがとうございます!ヘタな終わり方ですみません!本編を楽しみにしてくださっている方がいると思い、こういう終わり方をしました。また番外編第2弾を作る予定です!本編も番外編第2弾も楽しみにしていただけると幸いです♪ (2017年10月18日 6時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 緋夜(←暫くこれに。元 静香)(プロフ) - 番外編完結おめでとうございます!本編が気になって来ますね。更新されるのをいつでも待ってます♪ (2017年10月17日 22時) (レス) id: ee1d551d46 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - サイコハルさん» コメントありがとうございます!喜んでくださってなによりです!これからも応援よろしくお願いします! (2017年10月3日 18時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
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