虚色アルバイト【創作】 (ページ13)

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恩人？と乱入者ページ13

明日side

？？？「あの...大丈夫ですか？」
女の人に話しかけられた。
右側の前髪に青いヘアピンをしていて、触角が耳まである。茶髪の一つ結びで、肩まである。

明日「あ...いや、その......」
人が苦手で両親以外話した事が今になって悪いことに流れ始めた。
だからと言って...人と話そうと思わない。
だが、今この状況は話さなければいけない状況だ。

明日「じ、自転車のタイヤが...その......パンク...して..」

？？？「そうなんだ...私、近くでバイトしてるんだ！バイト先の店長ね、自転車とか詳しいから呼んでこようか？」

明日「おねがい...します。」

クラスタ「ちょーーっと待ったぁぁぁーー！！」
商店街がある方向からとてつもないスピードで俺達がいる方に走って来るクラスタ。
しかも大声で。うるさい。

クラスタ「はぁはぁ...はぁ.....明日！！俺が自転車漕ぐから明日は歩いて虚色に行く！！分かった！？」
そう言って自転車のサドルに座るクラスタ。

明日「ちょっと待て。パンクした状態で自転車漕ぐとか出来ないだろ。」
だがクラスタはいいねポーズをしながら俺に言った。

クラスタ「不可能を可能にするのが俺だから。大丈夫だよ。」

だが、結局漕ぐ事は出来なかった。