小学生の時に告白された月島くんと同棲することになりました【HQ】

お母さん2号 ページ5

翌日。


知らない人の家に住むなんてマジで信じられない。


私は今の家で十分なのに。


昼休みに仁美と有香は部室に用があるからって教室からいなくなった。


一人になると昨日お母さんに言われたことを考えてしまう。


あ〜でも昨日のバイトも夜遅かったから眠くなってきた…


次の授業は移動教室じゃないし時間ある。よし。寝よう



「あ、日向〜！」


日「あ！菅原さん！何ですかっ？」



菅「ちょっとこのクラスに星野って人いない？」


日「？星野さん？いますよ！でも確か寝てますよ？」


菅「はぁ…ったく…ちょっと呼んでくれない？」


日「了解っす！…星野さんっ起きて！！」


爆睡してる中無理やり日向くんに起こされた｡


…何、もう授業始まるの…？


『おはよ〜日向くん｡授業始まるんだね…起こしてくれてありがと〜ふぁ〜』


日「違うよ！菅原さんが呼んでる！」


菅原…？誰だ


げ。


教室の入り口あたりを見ると中学の頃から仲良くしてる孝支くんがいた｡


私はいつも心の中でお母さん2号と呼んでいる｡


菅「はぁ〜また寝てたでしょ！それにまた痩せてない！？ちゃんとご飯食べてるの？」


お母さんと同じこと言ってる…こうやっていつも私にしつこいぐらい聞いてくる｡



『最近はバイト先でもらったご飯しか食べてない…ってか寝不足なの〜寝かして！』


菅「不健康だ…おばさんに報告だ！今日バイトないでしょ？部活終わったら家行くから！」


なぜかバイトのスケジュールも把握されてる…


『ちょっと今なんてっ？お母さんに報告！？』


そんなことお母さんが知ったら尚更住め！って言われるよ…


気付けば孝史くんがいない｡


『孝史くん待って！お願いそれだけは言わないで！』


女「あの人3年生かなカッコいいね〜」


女「星野さんとどんな関係なんだろう！付き合ってたりして」


女「いいなぁ〜！羨ましい！」



女子達がそんな会話をしてたなんてこの時は知らなかった。私と孝史くんが付き合ってるという謎の噂が１年の間で後に広まった



日「？(あの2人って実際どんな関係なんだ？)」

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