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第1章 少年・少女の悲劇 ページ2
鳥獣人の終わりとされた日に、たまたまお使いに出ていた鳥獣人の少年は、一人生き残ってしまっ
たのだった。
少年は飛ぶ練習のために空から行ったからこそ生き延びたのだった。
だからこそ、帰ってきた少年は無残にも皆殺しにされた仲間を見てしまったのだった・・・。
彼は最初、仲間の後を追おうとしたが、まだ少しだけ呼吸のあった母に止められたのだった。
母は穏やかな顔で力尽きていったのだった・・・。
――――――少年が帰ってきたのと同じころ、一人『鳥の子シティ』から、
逃げ出していた男がいた。
その男は恨みのままに本能をさらけだして、ひとつの家の人間を食い荒らしたのだった。
その家の最後に残った一人の少女までが食われる前に、警官をまわりのひとが
呼んでくれたおかげで、少女の命は救われたのだった・・・。
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作者名:雪桜 | 作成日時:2013年5月5日 23時