【文スト】起きた瞬間キノコ踏んずけ、波乱展開の家族になった事について議論しよう。

織田ジイドと龍之介 ページ47

私は抗ったが勝てなかった。
と言うかそんなことすると銃弾が当り死ぬ。

織田達は拳銃をうった。

芥川は織田達の銃弾を全て塞ぎ、私を守った。
いや、織田達は私に動く方を予測して、銃先は全て龍之介に来ていた。


樋「ｯ……(銃弾が、早いｯ)」

織「ジイド」
ジ「織田」

2人が組み合えば最強だ。
怖いもの知らず、芥川はそれを承知の上だ。

『っ……ぅっ』

銃弾が怖い。
私はそう思った。

最初にここに来た時もそうだ。
中也の銃弾が入った瞬間のあの恐怖は忘れられない。

『りゅ、のすけ。』
芥「なんだ？」
『ｯ…怖い、拳銃』
芥「……そうか。すまないな」


芥川は優しく撫でてくれた。
そして、芥川は防ぎながらも羅生門を伸ばして、攻撃しに行った。

芥「【羅生門】」
織「【天衣無縫】」ジ「【狭き門】」

3つの異能力が混ざろうとした。

太「はーい。ストップ」
芥「なっ！？」
『っぅ……(あんまり動くな龍之介…銃弾がまだ怖い)』
織「…太宰」

織田は太宰が来ると拳銃を下ろした。

太宰が真ん中に立った。
そして、1度私を見ては、芥川を見た。

芥「ｯ!?」
太「へー。よくのうのうと取ってくれるね」


太宰は確かに芥川にそう言って、織田達の方に歩いた。

太「怪我は誰か居るかい？」
谷「ぼ、僕とナオミです。腕に銃弾が…」

後ろでは腰が抜けて、芥川をガン見している敦と腕を抑えているナオミが居た。

太宰はそれを目にいれ、クルット私達の方を向き、ポートマフィアを敵と目に入れた。



太「A。せっかく会えたのに敵なんてね」
『そうですわね。でも、離れて行ったのは太宰なんだから』
太「………」

太宰は黙った。
そして下を向いた。



『……』
太「嗚呼、確かに私から離れたね」


太宰は寂しそうにそう言った。
私は目線を逸らした。
(そんな顔、私が弱いの知ってる癖に…)

すると龍之介が目を抑えた。

芥「……」
『り、龍之介…』
芥「…Aが弱いのは把握している。太宰さんのは演技だ。抑えられないのなら僕(やつがれ)が抑える」

龍之介はそう言った。

(弱点を把握してる…か)
太宰に弱点は見せないと4年前に言ってたから、私は弱くなったと改めて感じた。


『ふふっ…ありがとう。やっぱり4年前よりは強くなったね』
芥「！？…ﾌｯ」

龍之介は笑った。
私も優しく笑った。

太「……」

太宰は私を見ていた。
目を塞いでいるからどうなのか分からない。
(…太宰は怒ってるかな？)

太宰と樋口→←龍之介と重症化

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