【文スト】起きた瞬間キノコ踏んずけ、波乱展開の家族になった事について議論しよう。

敦、国木田、虎 ページ26

一方織田は太宰の目の前に立った。

太「………織田作、君は死んだんじゃ…」

太宰の声は震えていた。
手も見ると震えている。

織「嗚呼。死んだ」
太「なら、何故……生きているんだい？」

太宰は織田作を見ていた。
織田は少し考えて言った。


織「ある奴が助けてくれた。」
太「……そうかい」

普通に言う織田に太宰は少し柔らかく微笑んだ。
そして涙を流した。

織「！」
太「君が居なくなって本当に寂しかったんだよ？もう、織田作は焦らす天才だなぁ」

涙は綺麗だった。
太宰が涙を流すなんてもう二度と見られないのかも知れない。そのくらい貴重なものだ。


織田はそっと目の前の涙に手を置き、振り払った。

織「すまなかったな……もう泣くな太宰」
太「……っ織田作っ！」

太宰は衝動的になり、織田に抱きついた。
それは、どれだけ嬉しのか誰にも分からない。




もし、知っているとしたら、これを考えたA位なのかもしれない。

敦は2人をみて少し微笑んだ。

敦(誰かわからないけど、織田さんと仲がいいんだなぁ……死んだとか聞こえたけど)←

…………
………
…

そして国木田独歩と合流し、敦が食べたいと言うお茶漬け屋に向かった。

その時も太宰は織田にベッタリだった。
ツンツンとしていた黒の時代と違い今は明るく少しデレデレになった為、もう、行動にすぐに通じてしまう。


太「織田作！」
織「どうした？」
太「呼んだだけだよ！」
織「そうか…」

ジ「山桜桃はAの事どう思っている？」
〖神様〗
ジ「え…」
〖神様〗
ジ「おぉ……」


国「これはどうなっているっ」
敦「なんか、個性豊かの人多いなぁ」
国「太宰が、あんなにもデレているなんて。聞いた事もないぞ」
敦(めっちゃデレてますけどね…あれ)


それぞれの会話をして、お店に向かった。
そして虎の会話が出て、敦の異能力と分かった。

虎「ｸﾞｧｧｧ!!!」

太「人間失格」

織「変わりないな」
〖異能力無効化！〗
ジ「触らないと駄目なのか」

思考の危機→←山桜桃とジイド

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す