山桜桃とジイド ページ25
太?「っ!」
寝ていた男性は目を開けヌーンと起き上がった。
起き上がり方はゾンビみたいだった。←
そして太宰と織田に呼ばれていた人は敦を見た。そしてチェっと言った。
敦「あ、あの大丈夫…ですか?」
太?「君かい?私の入水の邪魔をしたのは…」
太宰はやれやれと言った感じでため息をついていた。
敦は「じゅ、入水!?」と言って目を見開け固まっていた。
太「まぁ、私の自○は誰にも迷惑をかけない清くクリーンな自○だか___」
太宰は言葉の途中で言葉が途切れた。
そして大きく目を見開け泣きそうな顔をうかべた。
太宰が見たのは敦の奥の方の織田に目を向いていた。
織「どうだ?これでいいか?」
〖違う!もっと綺麗な石!Aにお土産上げたいの!〗
ジ「なんでこんな面倒臭い事を……」
川辺の石を拾っていた。←
太宰は固まり小さく「織田、作?」と震えた声を出した。
〖!〗
織「これとか悪くないんじゃないか?」
ジ「これとかどうだ?」
〖織田…呼ばれてる〗
山桜桃は目線を下に向けそう言った。
織田は敦の方を見た。
そして太宰とも目が合った。
織「お、太宰起きたか」
ジ「………」
織田は太宰の方に立って歩いていった。
ジイドはそれを見ていた。
ジ「俺には…友なんて……居ない」
〖……あっそう。お神様は友じゃないんだ〗
ジ「………」
ジイドは山桜桃に目線を向けた。
山桜桃はずっと石を探して居た。
〖別に君の事なんてどうでもいいけど、ひとつ言ってあげる。
お神様は今は優しいけどずっと優しい訳じゃなきからね。〗
ジ「どういう事だ?」
山桜桃は悲しそうに言った。
〖そのまんま。今のうちにお神様と友達になっておいた方がいいよってこと。
君が作りたくないって言うんだったら別に私は進めない。〗
ジ「俺は……」
〖織田は元々この地の住民。君は外国。
こういう事になると分かっていなくても、誰かと仲良くして、友達にならなくちゃ生きていけないよ。〗
〖たとえ、それが好きな人だとしても、友達と今は名乗っておいた方がいいよ〗
山桜桃は最後の言葉だけ目線を上げた。
ジイドは何も答えなかった。
ジ「……何時わかった」
〖最初。冷たかった時と比べれば一目瞭然だよ〗
山桜桃はジイドを見てニィと笑っていた。
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» いえいえ、そんな事ないですよ。これからもよろしくお願いいたします (2020年8月9日 22時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - いえ、私の読解力が皆無なだけです!更新頑張ってください!いつも楽しみにしてます (2020年8月9日 21時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» 山桜桃ちゃんは今の所、異能力生命体と言う所です。簡単に言うとエリスちゃん見たいですね。すみません。語彙力が皆無なんです(((゚ω゚)))←国語成績2なんで←おい。 まぁ、えっと時々整理して置いておきます。 混乱を招き申し訳ありません。┏○ペコッ (2020年8月7日 12時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 山桜桃ちゃんって、主人公とはどのような関係なのですか?すいません、たしかお話のどこかに書いてあったとは思うのですが、私の読解力が0なんです。 (2020年8月7日 7時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - ゆゆゆの極み?さん» はい!何時でもお待ちしております!……無いこと……はい、貴方様のごもっともです( ´・ω・`)今後もよろしくお願い致します! (2020年7月25日 18時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椿の花って綺麗ですよね? x他1人 | 作成日時:2020年7月16日 22時