山桜桃と主人公 ページ23
一方。
織田達は河辺に来ていた。
〖お神様……うっ…〗
ジ「大丈夫だ。彼奴なりの優しさだろ」
〖で、でもそれなら連れて行って欲しかった〗
山桜桃は下を向き俯いていた。
本当にショックだった事が分かる。
ジイドはため息をついた。
そしてやはりAに執着し過ぎて重いと改めて思った。
織「…山桜桃。Aに頼まれた依頼だ。
成功したら褒めてもらえるぞ?もしくは俺から頼むが……」
織田はそう言った。
すると山桜桃は目線を上げた。
〖………確かに!(´。✪ω✪。 ` )〗
山桜桃はドンドン笑顔になり、優しくニコッと笑った。
〖お神様に褒めてもらう!〗
ジ「チョロいな()」
織「そうか、頑張れ」
織田は山桜桃を撫でた。
山桜桃は目を少し開けたが目を瞑り撫でられた。
夕日が反射する川。
魚がいる綺麗な川。
白い髪の子が何か言っていた。
織「あ!あれ。Aが言っていた子だな」
〖そうですね!行きますか?〗
ジ「山桜桃。お前姿見えないぞ?」
〖あっ……〗
ジイドに言われ、山桜桃は思い出すように真顔になった。
そして服の上にあるコートを裏返してもう一度気直した。
ジ織「……?」
腕を通して、山桜桃はニコッと笑った。
〖これで見えます!〗
織「そうなのか」
ジ「不思議なコートだな…それ。」
そして3人は白い髪の子に近づいた。
………
……
…
〖ねぇ?そんな所で何してるの?〗
山桜桃はまず初めに話しかけた。
白い髪の子は山桜桃を見て驚いていた。
「うわぁ!?
(何処から現れたんだ!?足音が無かった気が…)」
織「山桜桃。そんなに走るな」
後ろから織田とジイドが歩いてきていた。
白い髪の子は3人を見た。
(ま、全く違う3人…だ……)
〖ねぇ!君名前は?
私は山桜桃!よろしく!〗
山桜桃は何に対しても好奇心旺盛だ。
特にお神様から頼まれていた依頼。
好奇心が湧かないわけが無い。
「ぼ、僕は中島敦です」
中島敦。敦は山桜桃の勢いに引きながらそう返した。
〖よろしく!中島!〗
織「俺は織田作之助だ。よろしくな敦」
ジ「…俺はアンドレ・ジイドだ。知っておけ」
敦「は、はい…」
(き、急に自己紹介……!?
ってかこの人達誰!?)
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椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» いえいえ、そんな事ないですよ。これからもよろしくお願いいたします (2020年8月9日 22時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - いえ、私の読解力が皆無なだけです!更新頑張ってください!いつも楽しみにしてます (2020年8月9日 21時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» 山桜桃ちゃんは今の所、異能力生命体と言う所です。簡単に言うとエリスちゃん見たいですね。すみません。語彙力が皆無なんです(((゚ω゚)))←国語成績2なんで←おい。 まぁ、えっと時々整理して置いておきます。 混乱を招き申し訳ありません。┏○ペコッ (2020年8月7日 12時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 山桜桃ちゃんって、主人公とはどのような関係なのですか?すいません、たしかお話のどこかに書いてあったとは思うのですが、私の読解力が0なんです。 (2020年8月7日 7時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - ゆゆゆの極み?さん» はい!何時でもお待ちしております!……無いこと……はい、貴方様のごもっともです( ´・ω・`)今後もよろしくお願い致します! (2020年7月25日 18時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椿の花って綺麗ですよね? x他1人 | 作成日時:2020年7月16日 22時