検索窓
今日:9 hit、昨日:22 hit、合計:30,775 hit

不安と決意 ページ14

男か……
私が今まで接触したのは執事か文豪達。


(特に危険度は無いな……と言うか寝てた時は織田とジイドと山桜桃しか居なかったはず…)


仮に殺されているとする。
それは何時だ。

この体を乗っ取る前はちゃんと生きていた。
私が来たから死んだのか?

ってか何時殺す時間があった?



グルグルと思考を回すが答えは1つ。

『私は殺されてない。
それはデマだ。何の為かは知らないがデマだ』


そう言うと芥川はホッとした笑みで私を見てきた。


芥「そうか…生きているなら良かった」
『っ……ぇ?』

芥川が一瞬。
山桜桃が何時も襲ってくるようなあの雰囲気が出ていた。


芥「心配した」
『おぉ…』

芥「死んでなくて安心した」
『うん……』

芥「もう、あんな映像は見たくない」
『映像?え?映像って!?』


私のその声を芥川は無視した。
そして、抱きついてきた。

『っ!?』

フワッと芥川の香りがした。
少し今は頼りない香り。でもこれから強くなるであろう、柔らかい香り……


芥「もう何処にも行くなA」


芥川の口からその言葉が出た。
そして少し本音を漏らした。


芥「無くして分かった。Aが居ないと生きていけぬ。僕より強くていい。離れたくないのだ。
太宰さん見たいにっ」


(いや、もー負けるよ私
あの時意地っ張りで勝ちたいって言ってたし…)


それより、芥川がこんなに重症化しているとは思わなかった。
なんでこんなに必死なのかは分からないが、私はふふっと笑った。



『大丈夫。死なないし、大丈夫。』
私はそう言って芥川の背中を撫でた。
芥「………」


『勿論銃弾が体に刺されば死んじゃうけど、芥川に銃弾なんて豆鉄砲なんでしょ?
芥川がゆっくり守ってくれれば生きられるからね?

そんなに震える必要はないよ。龍之介』
芥「っ!?」


ヨシヨシと頭を撫でていると芥川はハハッと笑った。


芥「分かった。僕が守る」
『(´ー`*)ウンウン』

芥川は心に刻んだ。

芥(僕が守る…あんな無惨な死に方は絶対させぬ)


(んー、映像……調べないとねぇ)

急変とバンジージャンプ→←重症と芥川



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:文スト , 作者阿呆 , 作者馬鹿   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» いえいえ、そんな事ないですよ。これからもよろしくお願いいたします (2020年8月9日 22時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - いえ、私の読解力が皆無なだけです!更新頑張ってください!いつも楽しみにしてます (2020年8月9日 21時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - umisorakoさん» 山桜桃ちゃんは今の所、異能力生命体と言う所です。簡単に言うとエリスちゃん見たいですね。すみません。語彙力が皆無なんです(((゚ω゚)))←国語成績2なんで←おい。 まぁ、えっと時々整理して置いておきます。 混乱を招き申し訳ありません。┏○ペコッ (2020年8月7日 12時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 山桜桃ちゃんって、主人公とはどのような関係なのですか?すいません、たしかお話のどこかに書いてあったとは思うのですが、私の読解力が0なんです。 (2020年8月7日 7時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
椿の花って綺麗ですよね?(プロフ) - ゆゆゆの極み?さん» はい!何時でもお待ちしております!……無いこと……はい、貴方様のごもっともです( ´・ω・`)今後もよろしくお願い致します! (2020年7月25日 18時) (レス) id: e132dc10da (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:椿の花って綺麗ですよね? x他1人 | 作成日時:2020年7月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。